日本人が知らないバルセロナで№1の絶景:カルメル要塞(Bunkers del Carmel)【スペイン】

スペイン、バルセロナといえば「サグラダ・ファミリア(Sagrada Família)」を筆頭に、アントニ・ガウディ:Antoni Gaudíの作品の数々が観られる世界でも屈指の観光地です。

 

サグラダ・ファミリアを聞いたことがないなんて方でも、写真を見れば見たことある!となるはずの歴史的建造物ですよね。

 

その他にも「カサ・ミラ(Casa Milà)」や「カサ・バトリョ(Casa Batlló)」など、有名なガウディ作品の建造物が多数あるのですが、そんな素晴らしい歴史的建造物を差し置いてでも紹介した居場所があります。

 

バルセロナの街並みが一望できる場所で有名な場所といえば、「グエル公園(Parc Güell)」「モンジュイックの丘(Montjuic)」「ミラドール・デル・バジェ展望台(Mirador del Valle)」あたりでしょうか。

 

この記事で紹介したいのは、タイトル通り日本人には未だあまり知られていない絶景ポイント、「カルメル要塞(Bunkers del Carmel)」です。

 

バルセロナのカルメル地区という場所のTuro de la Rovira(262m)の頂上にあって、360℃パノラマビューでバルセロナの街を一望することができます。

そんなカルメル要塞の案内をしたいと思います。

 
日本人が知らないバルセロナで№1の絶景:カルメル要塞(Bunkers del Carmel)【スペイン】
 
 

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カルメル要塞(Bunkers del Carmel)

カルメル要塞は、長い間バルセロナ住民の間でしか知られていない秘密のスポットだったそうです。

 

最近ではSNSの発達と共に、地元の若者や欧米人旅行客に知れ大人気の観光スポットとなっていますが、日本人観光客の間でも徐々に知られてきているようですが、未だにガイドブックには詳しく紹介されていない場所です。

 

カルメル要塞:歴史

1937年のスペイン南北戦争中に造られた要塞で、カルメル要塞にはファシストの攻撃から守るための多数の武器を収容していたようです。

 

そしてフランコ政権時代に南北戦争が終戦となり、武器は撤去されたのですが要塞だけは残ったままとなったのです。

 

その後1940年辺りから1950年ごろ、この場所は貧民街となっていて、1960年代にはこの地域に3000人もの人が住んでいたといいます。

 

この貧民街は1990年ごろまで存在したのですが、1992年のバルセロナオリンピックの前にこの貧民街の一掃が行われたのです。

ここに住んでいた人々は、バルセロナ市内のアパートが与えられたとのことですので、ただただ追い出されてしまっただけではないようです。

 

1990年から2000年ごろまでは、カルメル要塞はほとんど忘れられた存在だったのですが、2011年にバルセロナ歴史博物館(MUHBA)とカルメルの会社の共同プロジェクトによってカルメル要塞を発掘し、部分的な修復、そしてアクセスの改善をして今に至るそうです。

ということは一応観光地化を目指したということでしょうか…

 

MUHBAは要塞の中に小さな博物館を造り、スペイン内戦中の要塞の役割と地元住民の住宅として役割を担っていたことなどの歴史的資料などを展示しているそうです。

 

カルメル要塞へ訪れて、時間がある若しくは興味がある方は、ぜひ博物館も訪れてみてください。

 

公式サイト:MUHBA Turó de la Rovira | MUHBA

 

カルメル要塞:絶景

バルセロナでは、サグラダ・ファミリアをシンボルとした街並み造りがされています。

そんなシンボル的存在のサグラダ・ファミリア…

ほんの最近(2019年)まで建築許可の下りていない違法建築だったんですよ(笑)

参照:CNN.co.jp : サグラダ・ファミリアに建築許可、137年の「違法工事」に終止符

スペインらしいというか、ラテン国家らしいというか(笑)

 

カルメル要塞から見れば、そのサグラダ・ファミリアを中心とした街並み造りがハッキリと分かります。

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また、サグラダ・ファミリアの後ろには海も観えます。

バルセロナの街中にいると、海がこんなに近くにあるとは思わなくないですか?

 

カルメル要塞:夜景がオススメ

カルメル要塞から観る絶景は、一日を通して感動する景色ですが、やはり一番観てほしいのは、スバリ夜景です。

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夕暮れ時間帯は、地元の人や観光客が一番訪れる時間帯となり、混雑も予想されますので、夜景を観たいと思う方、サグラダ・ファミリアのライトアップを観たいという方、ゆっくり夜景を堪能したい方は、日没より少し前に行くようにしましょう。

 

ご使用のスマホがiPhoneの方であれば、スマホに入っているお天気アプリで日の出日の入時間の確認が可能です。

 

なお、スペインに限らずヨーロッパの夏の日没時間はありえないくらい遅いです。

私が訪れたのは5月だったんですが、21時を過ぎてもまだ薄明るい感じで、夜の暗さではない状態です。

夏のヨーロッパ旅行は寝不足覚悟が必要です(笑)

 

今まで、香港の100万ドルといわれる夜景や、函館山・長崎・神戸と様々な夜景を観てきましたが、私はカルメル要塞の方が素敵だと思いました。

もちろん個人的な意見です。

 

カルメル要塞:注意点

週末や夕方のカルメル要塞は、カルメル要塞に向かう人手混雑しますので、貴重品などの管理はしっかりしましょう。

 

また、冬はとんでもなく寒いので、防寒対策はしっかりしていきましょう、

5月でもダウンコートを着て観光しました。

 

カルメル要塞:行き方

バルセロナ市内から少し離れた場所にあるのですが、様々なアクセス方法があって、初めてのバルセロナでもそんなに難易度の高い場所ではありません。

 

 ◆ 路線バス:「22番」「24番」

 ◆ 最寄駅から徒歩

 ◆ グエル公園から徒歩

 ◆ サグラダ・ファミリアから徒歩

バルセロナ市内からのアクセスで一番のオススメはバス!!

 

路線バス:「22番」「24番」

「22番」「24番」共に「El Carmel」行きのバスとなりますので、バス前方の掲示板に「El Carmel」と表示されているバスに乗車します。

個人的にはカタルーニャ一場から22番のバスに乗ることをオススメします!!

 

「22番」バス
 

カルメル要塞に一番近いバス停まで行くバスが「22番」バスです。

カタルーニャ広場のバス停「Ronda St Pere」が始発となっており、そのまま「グラシア通り」を通ってカルメル要塞まで向かいますので、グラシア通りのバス停でも乗車可能です。

 

22番バスであれば、バスの乗車時間は45分程度でカルメル要塞近くのバス停「Gran Vista - Pl de la Mitja Lluna」に到着します。

始発乗車、終点下車なので安心です。

 

バス下車後、カルメル要塞までの距離は600mで徒歩10分弱になります。

 

この22番バスは10分に1本程度とかなりの頻度でバスが出ているので、特に時刻表などを見てなくてもすぐに乗車することができます。

 

 

 

「24番」バス
 

22番バスに比べ、カルメル要塞から少し離れたバス停に到着するのですが、1.2kmほどなので歩けない距離ではありません。

 

カタルーニャ広場のバス停「Pl. de Catalunya - Rambla Catalunya」から出ていて、「Ramiro de Maeztu - Pl Sanllehy」というバス停まで約45分程度乗車します。

 

バスを降りて20分弱ほど歩けばカルメル要塞に到着します。

 

24番バスも、グラシア通りを通ってカルメル要塞付近まで向かいますので、グラシア通りで乗車するのもありです。

 

 

最寄駅から徒歩

ホテルからカタルーニャ広場やグラシア通りが遠い方や、地下鉄でカルメル要塞の最寄駅まで行きたい方は、こちらの方法で向かいます。

 

ただ、いずれにしてもカルメル要塞から地下鉄駅は少し離れています。

 

地下鉄:Guinardó | Hospital de Sant Pau駅
 

 

 

地下鉄:El Coll | La Teixonera駅
 

 

グエル公園から徒歩

グエル公園を観光後カルメル要塞に向かう場合は、歩ける距離に位置していますので、徒歩で向かうことも可能です。

 

 

サグラダ・ファミリアから徒歩

歩くことが苦じゃない方は、サグラダ・ファミリアからバルセロナの街を散策しながら向かうことも楽しいのではないでしょうか。

 

 

個人的に、旅先でのバス乗車が苦手な上、結構歩くこともできるほうなので、徒歩もありかな…と思うんですが、体力と相談して最適な方法で向かってください。

 

なお、Googleマップ若しくはMAPS.MEのアプリを使用すれば迷うこともないですし、そんなに難易度の高い場所ではないかと思います。

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バルセロナ共通交通チケット

バルセロナでは、地下鉄・バス・トラム・フニクラ・カタルーニャ鉄道・RENFE近郊路線は、交通チケットが共通となっています。

 

ゾーンが1~6まであって、ゾーンで金額が変わりますが、カルメル要塞は「ゾーン1」ですので、バルセロナ市内料金となります。

 

Bitllet Senzill
ビリェーテ・センシーリョ
1回券 €2.20 1回のみの乗車券。
地下鉄やバスなど1回であれば乗換は無料。
T-10
タルヘタ・ディエス
回数券 €10.20 10回分の回数券。
1時間15分以内であれば、
地下鉄からバスなど乗換自由。
T-Dia
タルヘタ・ディア
1日券 €8.60 ゾーン1であれば乗り放題の1日券。
Hola BCN!  2日券
3日券
4日券
5日券
€15
€22
€28.50
€35
ゾーン1であれば乗り放題。

 

駅の券売機で全て購入可能です。

バス車内での購入はできないので、バスで向かう方は予め準備をしておきましょう。

滞在期間にもよりますが、個人的には10回券の「T-10」がオススメです。

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まとめ

バルセロナは、ご存知の通り日本人にも人気の観光地で、バルセロナの街中には多くの日本人観光客がいます。

でも、バルセロナの市街地から一歩離れたカルメル要塞は、まだまだ日本人には知られてなく、全く日本人と出会うことはありませんでした。

 

スペインの重大な歴史のほかにも、バルセロナのランドマークなどを一度に全て眺めることができるという魅力の詰まった場所で、SNSでの拡散によって今は人気の観光地となっています。

 

ガウディの作品を堪能した後、バルセロナ旅行のバイライトにカルメル要塞に行ってみてはいかがでしょうか。

 

素敵なバルセロナ旅行になることを願っています♡