ロコロトンド(Locorotondo):クリスマスシーズンに行きたい場所【イタリア】

2020年クリスマスシーズンになりましたが、皆様どのようなクリスマスを迎える予定でしょうか。

今年はcovid-19の影響で各シーズンのイベントというイベントがなくなり、気付いたらクリスマス、年の瀬という感じですが…

 

この記事では、クリスマスにピッタリの都市、イタリア南部にある「ロコロトンド(Locorotondo)」の紹介をしたいと思います。

 

ヨーロッパではクリスマスマーケットがあちこちで開催されていて、クリスマスシーズンはイベント盛りだくさんです。

ヨーロッパの人気クリスマスマーケットについての記事も書いていますので、最後にリンクを貼っておきますのでご興味のある方はそちらも読んでいただけると嬉しいです。

そんな各地のクリスマスマーケットを抑えてクリスマスに訪れて欲しい場所になっています。

 

是非covid-19終息後のクリスマスシーズンの旅行計画に参考にしていただければと思います。

 
ロコロトンド(Locorotondo):クリスマスシーズンに行きたい場所【イタリア】
 
 

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ロコロトンド:Locorotondo

ロコロトンドは南イタリアのプーリア州にある世界遺産の町アルベロベッロの隣にある小さな町で、「イタリアで最も美しい町(Borghipiùbellid'Italia)」の一つに選ばれている場所です。

 

イトリア渓谷(Valle d'Itria:ヴァッレ・ディトリア)の奥深くに位置し、「アルベロベッロのトゥルッリ:The Trulli of Alberobello」として世界遺産にも登録されている、トゥルッリと呼ばれる円筒形・長方形の形をした家の上に、キノコのような形をしたとんがり屋根がのっているのが特徴の家々が点在しています。

また、「Locorotondo」とはイタリア語で丸い場所を意味しており、遠くからロコロトンドの丘を見ると円形になっているのが分かります。

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トゥルッリ:Trulli

トゥルッリとは、本来単数形であるトゥルッロ(trullo)と呼ばれるもので、アルベロベッロではことトゥルッロが集合して存在することから複数形であるトゥルッリと呼ばれるようになりました。

また、トゥルッロはギリシャ語のトゥルッロス(trullos)が由来とされており、ドームを意味します。

 

トゥルッロはイトリア渓谷の伝統的な住居であり、平たく加工した石灰岩を積み、壁を石灰で塗り屋根は円錐形の形をしています。

そのため、建設当初は白い屋根が、紫外線を浴びるなど時を経て徐々に黒ずんでいきます。

部屋一つに対し屋根も一つあるのが特徴で、この集合体がトゥルッロとなります。

 

この構造ができた諸説はいくつかあるのですが、この地を統治していた貴族が王から課される家屋の税金から逃れる為に、調査の際には屋根を壊し家ではないと主張するためにトゥルッロの構造ができたといわれています。

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歴史

ロコロトンドには古くから人が定住していたとされており、紀元前3~7世紀にかけての考古学的発見によってその旨が証明されています。

ロコロトンドの町の創設は西暦1000年ごろまで遡り、モノポリ(Monopolitano:イタリアのプーリア州(Puglia)にある自治体)のベネディクト修道院の管轄化にある要塞化されていない集落として500年間ほど様々な封建領主の領地として、人口の増加、住宅開発、城壁やお城などの建設が行われていました。

 

また、ナポリ王国の著名な貴族カラッチョロ(Caracciolo)の家族は19世紀初めまでロコロトンドに残っていたといわれています。

 

ロコロトンド:観光

ロコロトンドには特定の大きな観光名所は存在していませんが、ロコロトンドの旧市街地全体が白壁でできた家屋などとても美しく可愛らしく、特に女子旅ならただ散策するだけでも楽しめる場所です。

旧市街地はロコロトンド駅から徒歩10分程度と、アクセスはとても便利な場所にあります。

 

 

クリスマスシーズン

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そして今回紹介したいクリスマスシーズンのロコロトンドは、クリスマス仕様にデコレーションされた旧市街の路地が、とても暖かい雰囲気がありロマンチックでカップルにもオススメの場所です。

 

旧市街に足を踏み込めば、クリスマスデコレーションの定番ともいえる、電球や赤いリボン、金の花輪などがあちらこちらに装飾されていて、そこは御伽噺の世界です。

 

日中に見る白塗りの家屋を見学することももちろんオススメの一つですが、このクリスマスシーズンだけは夜間に訪れてください。

きっと一生心に残るクリスマスの光景を目にすること間違いありません。

 

観光案内所

ロコロトンド駅から旧市街まで行くと旧市街の入口にロコロトンドの観光案内所があります。

そこには、ロコロトンドの観光マップなどが置いてあるので、そこでマップを入手して観光することをオススメします。

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ガリバルディ市営公園:Villa Comunale Giuseppe Garibaldi

観光案内所の目の前にガリバルディ市営公園があり、そこからはイトリア渓谷のパノラマを観ることができます。

 

モレッリ宮殿:Palazzo Morelli

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1819年に建てられたモレッリ宮殿(Palazzo Morelli)は、当時の市長であったロッコ・モレッリ:Rocco Morell一族が住んでいた跡地です。

ロコロトンドのバロック建築の洗練された証として現在も大切に保存されており、宮殿のある通りの名前もモレッリ通り(Via Morelli)と付けられています。

 

建物のメインファザードには、豪華な装飾が施されたポータルがあり、その上にある家紋が際立っています。

また、南イタリアの多くのバロック建築の特徴である、鍛造(鉄を叩いて形を整えながら強くする金属加工法)の手すりを備えた素晴らしいバルコニーはとても綺麗に保存されています。

 

聖ニコラ教会:Chiesa di San Nicola di Myra

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1660年ごろに建てられたこの教会は、とても小さな教会ですが、内部には美しいフレスコ画が飾られており、その中の一部は聖ニコラスの生涯を描いたものとなっています。

シンプルなエレガンスさと芸術的な素晴らしさを兼ね備えた教会です。

 

聖ジョージ教会(マードレ教会):Chiesa Madre di San Giorgio Megalomartire

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聖ジョージ教会はロコロトンド旧市街の丘の上に位置し、1790年~1825年にかけてロコロトンドの殉教者聖ジョージに捧げられた記念碑の要素をもつ教会です。

とても大きな教会で遠方からロコロトンドを見たときに一番目立つ建物となっています。

 

マドンナ デッラ グレカ教会:Chiesa Rettoria Madonna della Greca

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ロコロトンドで最も古い教会で、7~8世紀にかけて立てられ、現在の建物は15世紀に再建されたものとなります。

タラントの王子(イタリアの貴族):ピロ・オルシーニ・デル・バルゾ(Pirro Orsini del Balzo)がロコロトンドを訪れた際にマドンナをイメージして建てられた教会跡地であるこの場所に1480年に王子の委託によりマドンナ デッラ グレカ教会が再建されました。

教会は何世紀にも渡って様々な改修を繰り返してきましたが、今でも15世紀の原子的な構造の痕跡を見ることができます。

 

ロコロトンド:レストラン

ロコロトンドの旧市街にはオシャレなレストランやカフェがたくさんあります。

ロコロトンドを散策しつつ、雰囲気のいいレストランやカフェでこの地原産のワイン:ロコロトンドを楽しむのも良いと思います。ちなみに私はワインが飲めないのですが(笑)

 

ロコロトンド:アクセス

バーリ(Bari Sud Est)駅からプーリア州内を結んでいるFerrovie del Sud Est線で約2時間。

世界遺産アルベロベッロからもFerrovie del Sud Est線で約10分ほどとなっています。

どちらも乗換なしで行けるのでアクセスは簡単でとても訪れやすい場所です。

 

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まとめ

ロコロトンドは、バーリを中心としたプーリア州に位置し、とんがり屋根のトゥルッリで日本人観光客にも人気のあるアルベロベッロや、バロック建築の街として知られているレッチェ(Lecce)など訪れるべき場所が満載となっています。

 

オススメは日中アルベロベッロのトゥルッリを見学して、ロコロトンドには日暮れ頃から向かうと、クリスマスデコレーションの綺麗な町並みを楽しむことができます。

ぜひ、南イタリアのプーリア州を訪れる際は、ロコロトンドも計画に入れてみてはいかがでしょうか。

 

素敵なクリスマスシーズンになることを願っています♡

 

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