バリ島:イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港(I Gusthi Ngurah Rai International Airport)【世界の空港情報】

バリ島の玄関口、バリ島デンパサールにある通称:デンパサール国際空港について、私が知りたかった情報+αこれから行く方が知りたいであろう情報をまとめました。

 
バリ島:イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港(I Gusthi Ngurah Rai International Airport)【世界の空港情報】
 
 

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イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港:基本情報

バリの中心地:クタから車で15分程度とかなり便利な場所に位置しています。

ただ、ラッシュアワーは全く車が動かないという渋滞にほぼほぼぶつかります。

バリ島に数日間滞在して、渋滞を一度も見なかったという観光客は絶対にいないと思います。

 

2013年に新国際線ターミナルが開業したため拡張はされたものの、そこまで大きな空港ではありません。

 

ただ、入国手続など、全てにおいてかなり時間がかかるイメージがあります。

これぞ東南アジアタイムとでもいいましょうか…

そのため、出国の際は3時間以上前に行くことをオススメします。

公式サイト:I Gusti Ngurah Rai International Airport | Bali

 

インドネシア:ビザ有無&費用

バリ島のあるインドネシアでは、2015年より観光などの特定の目的(下記ビザ免除入国目的参照)で入国し、滞在が30日以内(延長不可)の日本国パスポート保持者はビザ取得は免除となっています。

 

なお、31日以上の観光目的及び就労を伴わないビジネス目的(下記ビザ取得必須入国目的参照)の方は、ビザの取得が義務付けられています。(VISA ON ARRIVAL:VOA)

 

ビザの必要な方は、入国審査手前で観光ビザを取得する窓口がありますので、そこでアライバルビザの申請・取得が可能です。

アライバルビザの費用はUS$35となっており、支払はUS$となります。

 

ビザ免除・ビザ取得必須入国目的

会議出席はビザ免除で、商談はビザ必須と、何だか区別がよく分からない感じですが、訪問理由がビザ免除であるか確認をしましょう。

 

ビザ免除入国目的
a. 観光(30日以内)
b. 親族訪問
c. 社会訪問
d. 芸術・文化活動
e. 政府用務
f. 講義・セミナー等参加
g. 国際展示会参加
h. インドネシアでの本社または代理店の会議出席
i. 他国への乗り継ぎ
ビザ必須入国目的
a. スポーツ(商業目的でないもの)
b. 研究・短期留学・短期トレーニング
c. 緊急かつ差し迫った作業の実施
d. 商談(ビジネス・ミーティング)
e. 物品購入
f. インドネシア領域にある輸送機への参加
 

参考:在インドネシア日本国大使館―お知らせ

 

日本からの到着便

成田空港と関西国際空港より「ガルーダ・インドネシア航空」が直行で就航しています。

 

日本人の旅行先でも人気の場所なのに、JALもANAも就航してないんです。

ただ、日本発着便は、日本人乗務員もいますので、特に大きな問題はないと思います。

 

飛行時間は成田も関空も、7~7時間半程度と結構遠いのです。

 

到着ターミナルは、国際線が一まとめになっているため、国際線ターミナルへの到着となります。

 

出入国時の混雑状況

これは東南アジアあるあるだと思います。

いつ行ってもイミグレが混雑しています。

基本的に全てがのんびりです。

 

深夜着でなるべく早く外に出たいのに、軽く1時間待たされるなんてざらです。

かと言って、入国審査で厳しく何か質問されたりチェックされたり…そんな事は一度もありませんでした。

 

マレーシアのクアラルンプールもタイのバンコクも、入国に異常なほど時間がかかる印象しかないので、許容範囲内ということにして諦めてます。

 

イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港:空港から市内への移動手段

タクシー一択だと思ってください。

公共バスもあるのですが、大きな荷物を持っている場合は乗車ができなかったり、時刻表がないなど、旅行者には不向きです。

 

到着ロビーに出るなり、タクシー運転手が群がってきますが、空港公認のエアポートタクシーがあります。

空港公認のエアポートタクシーであればクタまで最低料金、約RP120,000~(値段変動有)ですが、声をかけてくる運転手はRP200,000~250,000と吹っかけてきます。

 

エアポートタクシー最安値目安(2019年7月)

 

クタ
レギャン
トゥバン RP120,000/$8~
(空港周辺)
クタ① RP150,000/$11~
(クタパラディソ・クタステーション・バクンサリホテルなど)
クタ② RP150,000/$11~
(ハードロックホテル・シェラトンクタ・プルマンレギャンなど)
レギャン RP200,000/$14~
(パドマリゾート・バリマンディラ・レギャンビレッジ・キコ家など)
スミニャック
スミニャック① RP200,000/$14~
(ザヘブン・ビンタンスーパーマーケット周辺など)
スミニャック② RP230,000/$16~
(ディシニヴィラ・ザレギャン・サマヤスミニャックなど)
サヌール
サヌール RP230,000/$16~
ウブド
ウブド RP400,000/$29~
(ウブド中心部)
ウルワツ
チャングー
ウルワツ
チャングー
RP350,000/$25~
ヌサドゥア
ヌサドゥア RP250,000/$18~
(グランドハイアット・メリアバリ・ウェスティンなど)
 
ただ、エアポートタクシーは空港公認とは言えど割高ですので、東南アジア版Uber(タクシー配車アプリ)の「Grab」を利用するのもありかと思います。

 

Grab: Food, Grocery, Ride, Pay
Grab: Food, Grocery, Ride, Pay
開発元:Grab.com
無料
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MEMO

バリ島内でタクシーを利用する場合は「ブルーバードタクシー」を選択しましょう。

このタクシーは観光客からも、明瞭会計で高評価のバリ島を代表するタクシー会社です。

 

以前、サヌールから空港までブルーバードタクシーを利用したのですが、RP100,000ちょっとで行けたことがあります。

だいたい毎回、予測より安くいけるので、いつも安心して乗車します。

 

私が最後にバリ島を訪れたのが、2018年10月頃なのですが、その当時はブルーバードタクシーは空港でお客さんを乗せることができない?ようで、市内からブルーバードタクシーで空港に向かうことはできたのですが、空港から市内に行く際は、ブルーバードタクシーの選択肢がありませんでした。

これは、何やら大人の事情が絡んでいるとのことです。

 

ただ、2021年現在の状況は分かりませんので、空港でブルーバードタクシーが乗れるようでしたら、ブルーバードタクシーをオススメします。

 

イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港:両替

到着ロビーに出たらすぐに両替所がありますが、やはり市内での両替の方がレートがいいので、両替金額によっては市内までの移動費だけ両替して、あとは市内で両替することをオススメします。

 

クタのレギャンストリートなど、恐らく皆さん訪れるであろう場所に、何かのお店と一緒に両替も行っていて、銀行や正規の両替所に比べてレートの良い場所もあったりするのですが、かなり悪質&手品のような両替詐欺に遭うことがあります。

参考:両替詐欺:詐欺師と戦った話【バリ島】

極力銀行や正規の両替所で両替するようにしましょう。

 

イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港:Free WiFi&SIMカード

空港内はかなりしっかりしたFree WiFiが飛んでいます。

入国審査手前から使用できるので、長い入国審査の列に並んでも、手持ち無沙汰になることはないと思います。

Airport WiFi:@NgurahRaiAirport

 

また、バリ島内で使用できるSIMカードは、到着ロビーに行くまでに、いくつも販売していますので、困りません。

一番のオススメは「Telkom-sel」で、30日間8GBでRP150,000でした。

ただ、準備時間などに余裕のある方は、Amazonで購入して機内でセッティングでもいいのかな…と思います。

とりあえず、SIMカードを持っていかなくても、現地ですぐに購入できるので問題ありません。

 

イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港:喫煙所

基本的に諸外国では、屋内での喫煙が可能な国のほうが珍しいです。

 

入国エリアにはなく、到着ロビーから外に出たら左右に広々とした屋外喫煙所があります。

喫煙所がありつつ、バリ島はまだまだ喫煙者にかなり甘い場所です。

喫煙エリアじゃなくても、屋外であれば至るところに喫煙者がいます。

 

海外では室内喫煙についてはかなり厳しいのですが、室内全面禁煙にしているのに、歩きタバコで煙が顔にかかる分は気にならないのかしら?といつも思います。

歩きタバコの煙の方が気になるんですけど…

出国エリアは、出国審査終了後搭乗ゲートに向かう途中にある「Hard Lock Cafe」と「Haagen-Dazs」の向かいにあります。

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MEMO

日本製の「MEVIUS」はバリ島の空港免税店で購入するより、バリ島市内で購入したほうが安いという不思議。

 

イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港:周辺ホテル

まず、バリ島に来てトランジットだけ…なんて方は、そうそういないかと思いますが、一応紹介しておきます。

 
 

この2つのホテルは、バリの物価に対して高めの価格となっています。

 

ノボテル バリ ングラ ライ エアポート

国際線ターミナルに直結のホテルです。

深夜着や早朝発便に搭乗予定の方は使えるホテルです。

 

ヒルトン ガーデン イン バリ ングラライ エアポート

空港まで僅か400mという距離ですが、空港⇔ホテル間のシャトルバスがあります。

また、クタまでも無料シャトルがあるので、深夜着などでしたら、こちらに一泊して翌日クタに移動でもいいかもしれません。

 

イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港:飲食店

飲食店はそれなりに充実していますので、搭乗前に軽く食事を取ることも可能です。

参考:I Gusti Ngurah Rai International Airport | DINNING DIRECTORY

 

イ・グスティ・ングラ・ライ国際空港:お土産

免税店など、それなりにお土産点はありますが、ばら撒き土産などは市内で購入したほうがバリエーションも豊富で、価格も安いです。

 

市内には、雑貨屋さんなど可愛いお店がたくさんあるので、免税店でしか買えないもの以外は、市内で購入することをオススメします。

参考:I Gusti Ngurah Rai International Airport | SHOPPING DIRECTORY

 

バリ島:注意事項

バリ島旅行の際に気をつけてほしい注意事項をいくつか紹介します。

 

 ◆ 空港内外にいるポーター

 ◆ タクシー運転手

 

空港内外にいるポーター

空港にはかなり悪質なポーターがいます。

タクシーで空港に到着すると、ホテルのドアマンのようにサービスを装ってこちらの有無も聞かずにタクシーから荷物を運んでくれようとするのですが、僅か数mの距離であってもRP100,000などとチップを要求してきます。

 

こちらがお願いしていなくても勝手に運んでいくので注意してください。

意図せず運ばれそうになった場合は、強めに「NO!」を言いましょう。

 

タクシー運転手

インドネシアの観光客相手の仕事をされている方のボッタクリ率は、東南アジアの中ではかなり高めです。

空港公認タクシーでも、タクシー料金以外にチップを要求してくる運転手もいるのですが、基本的に空港公認のタクシーに関してはチップは不要です。

もちろん、対応が良かった、何かサービスをしてくれたなどでチップを渡してあげたいと思うのであれば、全然問題ないのですが、本来貰う筈ではないチップを要求してくる人もいるようです。

 

また、タクシー貸切をする際に、終了間際に色々な理由をつけて当初の金額より上乗せしてくる人もいます。

その場合は、無視して当初の金額を渡すようにしましょう。

もちろん、ここでも渋滞などにはまってしまったりして、運転手に感謝の気持ちをこめて上乗せしてあげるのもありですが、基本的には当初の交渉分さえ払えば問題ありません。

 

お金を稼ぐためであれば、平気で嘘をつく印象が強いです。

にこやかに話しかけてきても、お金がもらえないと分かると表情・態度が豹変します。

慣れれば笑えるのですが、最初は私自身が不快な気分になっていたので、最初からこんなもんだ…と思って接するようにしましょう。

もちろん全員ではないですよ。
本当に、商売関係なく良くしてくれるお店のおばちゃんもたくさんいます。
基本的に穏やかな方が多いので、良い人もたくさんいます。

f:id:lifeishappy_right:20210118205625j:plain引用元:Home - I Gusti Ngurah Rai International Airport | Bali

 

最後に…

バリ島は、ストレス過多の日本人にとって、最高にリラックスできる場所の一つで個人的にはかなりオススメの旅行先です。

 

凶悪な犯罪はほとんどなく安心して旅行できる場所なのですが、ボッタクリや詐欺紛いの行為はかなり横行しているのも事実なので、せっかくのリラックス旅行に嫌な思いをしないよう、それなりに気をつけましょう。

 

ただ、ほんの少しの注意さえ怠らなければ、本当に幸せな時間をすごせること間違いなしです。

 

身も心もとろけるバリの空気を満喫してください♡