コロナ前までマレーシアの入国の際は、ビザもなければ、特に必要な手続きもなく、パスポート片手に何も考えずに訪れていたんですが、コロナ以降様々な国で入国方法が変わっているので、マレーシアも調べてみたら、案の定「デジタル・アライバルカード」というものができていました。
3月以降、東南アジアに長期滞在予定で、マレーシアのデジタル・アライバルカードについて調べましたので詳しく紹介したいと思います。
2024年1月開始:デジタル・アライバルカードの登録から入国について(MDAC)
2024年1月1日以降、マレーシアに入国する全ての外国人は、入国前事前にデジタル・アライバルカード(電子入国カード)の登録が必須となります。
これは、マレーシアに限ったことではなく、Covid-19以降多くの国が飛行機内で配布する入国カードを廃止し、デジタル化に切り替え始めています。
デジタル・アライバルカードの申請は、マレーシア入国の3日前から登録可能となっていて、それ以前の申請はできないようになっています。
デジタル・アライバルカード登録完了後、登録したメールアドレスにPINコード(パスワード)が届くので、専用登録ページから登録内容の確認をするようになります。
対象者 | マレーシアへ入国する全ての外国人旅客(免除者除く) |
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導入開始日 | 2024年1月1日マレーシア到着より |
登録可能日 | マレーシア入国3日前から ※それ以前は登録不可 |
免除者 | ・全てのシンガポール人 ・外交官及び公用パスポート保持者 ・マレーシア永住権保持者及びマレーシア長期滞在ビザ保持者 ・ブルネイ身分証明書保持者(Sijil Pengenalan Biasa Brunei (GCI)) ・ブルネイ・マレーシアフリークエントトラベラープログラム利用者(BMFTP) ・タイ・クロスボーダーパス保持者 |
登録サイト |
デジタル・アライバルカード専用サイト:
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デジタル・アライバルカード:登録方法
STEP1 必須項目入力 ⇒登録完了
STEP2 メール確認
STEP3 登録内容をプリントもしくはスクリーンショット
デジタル・アライバルカード専用サイトに進みます。
「REGISTER」をクリックして進みます。
Personal Information | |
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Name | 名前(パスポート表記) |
Passport № | パスポート№ |
Date of Birth | 生年月日 |
Date of Passport Expiry | パスポート有効期限 |
Email Address | メールアドレス |
Confirm Email Address | メールアドレス確認 |
Country/Region Code | 国コード(日本=+81) |
Confirm Country/Region Code | 国コード確認 |
Nationality/Citizenship | 国籍 |
Sex | 性別 男性:MALE/女性:FEMALE |
Mobile Number | 携帯番号 |
Confirm Mobile Number | 携帯番号確認 |
Traveling Information | |
Date of Arrival | 入国日 |
Date of Departure | 出国日 |
Address(in Malaysia) | マレーシア滞在先住所 |
State | マレーシア滞在先州 |
City | マレーシア滞在先市 |
Postcode | マレーシア滞在先郵便番号 |
Mode of Travel | 入国方法 空路・陸路・海路 |
Last Port of Embarkation | 出発地 |
必須項目全てを入力したら「SUBMIT」をクリックしたら、デジタル・アライバルカードの登録は完了になります。
必要事項を入力後「SUBMIT」をクリックすると、上記のようにメールアドレスにPINが送付された旨の画面が出てくるので、登録したメールアドレス宛にPINが届いているかの確認をします。
メールに記載されているPIN(8文字の英数字)をコピーして、デジタル・アライバルカード登録サイトにアクセスします。
デジタル・アライバルカード登録サイトにアクセスして「CHECK REGISTRATION」をクリックすると「パスポート№」「国籍」「PIN」を入力し、「SUBMIT」をクリックします。
登録内容と共にPDFファイルの添付があるので、そちらのファイルを開いて、印刷もしくはスクリーンショットをして、持っていくようにしましょう。
システムで管理されていて、入国時に確認されることはないとの事ですが、念のため持参した方が良いかと思います。
クアラルンプール国際空港(T1&T2):自動ゲートについて
マレーシア入国の際、クアラルンプール国際空港第1・2ターミナルでは、入国審査の時間短縮策として、自動ゲートが導入されました。
自動ゲート利用対象国 | 日本・韓国・オーストラリア・ニュージーランド シンガポール・ブルネイ・アメリカ イギリス・ドイツ・サウジアラビアの国籍を持ち マレーシア入国2回目以降の方 ※自動ゲート導入後初めて入国される方は 有人カウンターにてゲート利用の登録必須 |
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利用可能時間 | 15:00~23:00 |
自動ゲート導入後、初回の入国は、有人の入国カウンターで入国審査及び、自動ゲート利用の登録をします。
自動ゲートの利用登録が出来たら、マレーシア出国時から自動ゲートの利用が可能になり、次回以降の入国・出国時も自動ゲートにてスムーズに出入国が可能です。
何度もマレーシアに行く方は登録しておいた方が良いですね。
身長120㎝未満の方の利用はできません。
最後に…
デジタル・アライバルカードと聞いたときに、またややこしいことを…と思ってましたが、登録はとても簡単で、これで入国カードを書く必要もないって、とっても便利ですね。
機内で入国カードが配られなかった時とか、空港到着後に書かないといけなかったりして、早く入国審査に並びたいのに!と気持ちが焦ることもよくあったのですが。
登録は入国3日前からなので、忘れないようにしてください。