バリ島:2024年2月より観光税(入島税)の導入開始【インドネシア】

◆ATTENTION◆

2023年6月9日以降、新型コロナウイルス関連の入国規制は解除されており、インドネシア入国時の陰性証明書、ワクチン接種証明書の提示は不要、入国規制等も撤廃となっています。

 

2024年2月14日から、バリ島を訪れる外国人観光客を対象として「外国人観光客徴収金」が導入されます。

 

この観光税(入島税)によって、バリの人々の習慣や伝統、芸術や文化を守ることを目的とした支援の形としての徴収となるそうです。

 

観光税の費用は一人当たりIDR150,000となり、バリ島到着前もしくは、旅行中にオンラインシステム「Love Bali」より支払う必要があります。

 

ビザも必要となって、入国前に出費が嵩みますね。

 

この記事では、バリ島の観光税について紹介したいと思います。

 

 

バリ島:2024年2月より観光税(入島税)の導入開始

 

バリ島:2024年2月より観光税(入島税)の導入開始

バリ島は1920年代から素晴らしい観光地として世界中で人気の場所となっています。

 

バリ島を訪れる観光客の主な目的は、独特の文化(伝統的な活動)、美しい自然、フレンドリーな人々に触れるためのものが大半を占めています。

神々の島、楽園の島、世界の朝etc...として多くの観光客から呼ばれ、親しまれてきました。

 

そのため、バリ島政府は、バリ島の文化及び自然保護を目的として、2024年2月14日からバリ島を訪れる外国人観光客を対象に「外国人観光客徴収金(観光税)」を徴収することを決定しました。

 

観光税の費用は、一回の旅行に付き一人当たりIDR150,000で、バリ島到着前もしくは到着後のホテルや観光地などで、オンラインシステム「Love Bali」から支払う必要があります。

 

支払方法はクレジットカード(Visa・Master Card・American Express・JCB)や銀行振込となっていて、現金の取扱いについては現時点では不明となっています。

 

 

Love Bali

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なお、外交・公用ビザ、KITAS、KITAPなど観光用ビザ以外のビザ保有者や輸送機関の乗務員などは免除となっていて、到着5日前までにシステムを通じて申請する必要があります。

 

5日前を切った場合は徴収対象となるそうです。

 

観光税を支払わない外国人観光客への措置としては、口頭での注意とシステムへの記録、外国人観光客の国籍国の在外公館への通知、観光地でのサービス停止、出入国管理に関する措置などが行われるようになっています。

 

バリ島到着前に素直に申請しましょう!

 

注意

在デンパサール日本国総領事館より、詐欺サイトや高額代行業者の出現が懸念されています。

 

公式サイトをしっかり確認した上で申請手続きをしましょう。

 

バリ島観光税:概要

徴収開始日 2024年2月14日~
徴収対象 バリ島を訪れる全ての外国人観光客
(乳幼児であっても支払いが必要との情報)
徴収金額 IDR150,000/1人
インドネシア出国前までに1回支払義務
支払方法 クレジットカード(Visa・Master Card・American Express・JCB)、
銀行振込、バーチャルアカウント、QRIS
※現金の取扱いについての詳細情報無

 

在インドネシア日本国大使館 領事部

大使館代表電話:021-3192-4308(24時間連絡可)

大使館HP:http://www.id.emb-japan.go.jp/index_jp.html

 

手続方法は、バリ島旅行への出発前にオンラインシステム「Love Bali」にアクセスして支払う。(https://lovebali.baliprov.go.id

 

この方法が推奨されています。

 

もしくは、バリ島を旅行中に「エンドポイント(ホテル、旅行代理店、観光地etc...)」で「Love Bali」を利用して支払う。

 

支払後、QRコード付きの「Levy voucher」という支払証明がLove BaliシステムよりEメールにて送付されます。

 

いつでも提示できるようスマートフォンに入れておきましょう。

 

バリ島観光税:免除対象者

 ① 外交・公用ビザの保有者

 ② 輸送機関の乗務員

 ③ KITASまたはKITAPの保有者

 ④ 家族滞在ビザの保有者 

   ※Family Unification VISA:Vitas untuk Penyatuan Keluarga :

    C317と思われるが、詳細情報無

 ⑤ 学生ビザの保有者

 ⑥ ゴールデン・ビザの保有者

 ⑦ その他のビザ(商用ビザなど)の保有者

 

免除を受けるためには手続きが必要で、バリ島に到着する5日前までに「Love Bali」を通じて申請書を提出する必要があり、提出日が到着の5日前未満の場合は、徴収の対象となるので注意が必要です。

 

現時点で、「⒍ゴールデン・ビザの保有者」と「⒎その他のビザ(商用ビザなど)」の保有者は、Love Baliシステムに必要事項を記入の上、申請書の提出をします。

 

商用も免除となるということは、VOAを取得したら免除?

 

⒈~⒌に該当する方は、免除申請が不要との情報がありますが、現時点で詳細は不明とのことです。

 

詳細不明って・・・

 

バリ島観光税:支払わなかった場合の制裁措置

観光税を支払わない外国人観光客には、以下のような行政処分が下されるので注意してください。

 

 ① 口頭で注意され、Love Baliに記録される。

 ② 外国人観光客の国籍国の在外公館への処分書の通知。

 ③ 観光地でサービスを受けられない。

 ④ 出入国管理局に対して出入国管理に関する措置が申請される。

 

上記行政処分の結果は、現時点で不明とのことです。

 

Check

在デンパサール総HPに掲載しているバリ州政府作成の説明文

https://www.denpasar.id.emb-japan.go.jp/files/100609519.pdf

 

バリ島観光税:「Love Bali」支払い方法

観光税の支払方法はとても簡単ですぐにできましたが、念のためこちらでLove Baliの使用方法を解説しておきます。

 

まず、スマートフォンにLove Baliのアプリをインストールしてそこから申請・支払いをするようになります。

 

Love Bali

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PCでやろうとしましたが途中で拒否されました。
アプリしかできないかどうかはちょっと不明です。

 

画像はブラウザ版ですが、アプリも同様の画面になります。

 

「Pay Tourist Levy」をクリックして進みます。

 

 

支払い方法(Choose Payment Method)を選択し、パスポート記載の氏名(Full Name)、メールアドレス(Email)、パスポート番号(Passport Number)、バリ島到着日(Arrival Date)をそれぞれ入力します。

 

注意

登録したメールアドレスに「Levy voucher(支払証明)」が届くのでアドレスの間違いがないように注意してください。

 

全て入力したら「Submit」をクリックして進みます。

 

 

入力内容に問題がなければ「Continue」をクリックして支払いに進みます。

 

 

クレジットカード情報を入力後「Submit」をクリックしたら支払い完了となります。

 

支払いが完了したら、Levy voucherという支払証明書が登録したメールアドレスに届いているので、それをスクショもしくは印刷して持参しましょう。

 

どこかのタイミングで確認されるかどうか、また訪れた際に新しい情報があり次第こちらで更新させていただきます。

 

 

最後に・・・

2024年3月よりバリ島に訪れるため、リアルタイムで情報を掲載できて嬉しいです。

 

何だか始まったばかりで不明な点も多く、これで大丈夫なの?と不安になりますが、とりあえず、観光税が必要とのことなので、素直に支払ってしまって気持ちよく入国したいですね。

 

一つ不明点があって、商用ビザを保有している場合も免除になっているため、VOAを取得していれば免除になるのかなぁ・・・なんて疑問が湧きました。

2月中にはVOA申請・取得をするつもりなので、その際に観光税についても答えが出るかな・・・と思います。

 

また、何か詳細情報あった場合は、更新してきます。

 

素敵なバリ旅行になることを願っています♡