ツーリスト(観光)ビザ申請・取得方法【ネパール】

神々しい山々に囲まれたヒマラヤ登山の玄関口。

北海道のわずか1.8倍ほどの国土でありながら、標高5,000mを越える高地から亜熱帯の低地まで、変化に富んだ自然の中に30以上の民族が暮らすネパール。

 

 

日本国籍保有者は、ネパールに入国する際に必ず観光ビザが必要となっています。

 

この記事では、ネパール入国時に必要な観光ビザの申請から取得までの方法を紹介したいと思います。

 

 

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ツーリスト(観光)ビザ申請・取得方法【ネパール】

ネパールの観光ビザ取得方法は、渡航前の事前申請(在日大使館or領事館)での取得かネパール到着後のArrivalビザ取得の二つの方法となります。

 

どちらの方法にしてもメリット・デメリットがありますので、ご自身の旅程などを考慮したうえで、最適な方法を選択しましょう。

 

言葉の問題や書類の入力方法、停電などのシステム障害などの恐れから、日本で事前に取得していく方が安心ではあります。

 

観光ビザ申請・取得:事前申請

 

ビザ取得までの流れ

 ①オンラインフォームの入力

 ②訪館or郵送にて申請書類の提出

 ③訪館or郵送にてビザの受領

 

取得費用
15日 4,000円
30日 6,000円
90日 15,000円

 

MEMO

10歳未満であれば、ビザの申請は必要ですが、費用は無料になっています。

 

 

事前申請:大使館・領事館
 

◆ATTENTION◆

現在領事館での受付は休止しています。

 

大使館の開館日を確認の上、以下の必要書類をそろえて申請時間内に窓口に行くようにしましょう。

基本的には即時発行となっていますが、状況によって発給されるまでに数日要する場合もあります。

 

注意

ビザ発給後は60日以内に入国する必要があります。

 

住所 〒153-0064 東京都目黒区下目黒6丁目20−28 フクカワハウスB
受付時間 申請時間:平日AM9:30~PM13:00
受領時間:平日PM14:00~PM15:30

 

必要書類

 ・パスポート原本(残存期間が日本出国時に 6 ヶ月以上あるもの)

 ・申請フォーム(サブミッションIDが記載された提出受付証)

 ・申請料金

 

観光ビザの申請には、事前にオンラインフォームで入力し、入力後申請フォームを印刷して提出する必要があります。

 

オンラインフォーム公式サイト

Online Visa Application

 

 

事前申請:郵送
 

現金書留の封筒に、必要書類及び申請料を同封してネパール大使館宛に郵送します。

 

必要書類

 ・パスポート原本(残存期間が日本出国時に 6 ヶ月以上あるもの)

 ・申請フォーム(サブミッションIDが記載された提出受付証)

 ・申請料金

 ・住所記載済みの返信用レターパック

 

申請書類が大使館到着後3営業日で返送予定となっていますが、余裕をもって申請をするようにしましょう。

 

日本国外で申請する場合

アライバルビザ取得が可能なため、恐らく日本国外で取得希望する方は少ないかと思いますが、日本国外で取得される方は、下記の在外公館リストから該当国でのビザ発給情報を確認しましょう。

 

在外公館リスト

Embassy of Nepal

 

観光ビザ申請・取得:アライバルビザ

ネパールの観光ビザは、トリブバン国際空港(Tribhuvan International Airport)、または陸路での国境イミグレーションで入国時に取得することも可能になっています。

 

陸路入国
インド国境 カカルビッタ(Kakarbhitta)・ビールガンジ(Birganj)
バイラワ(Bhairawa)・ネパールガンジ(Nepalgunj)
ガッダチョウキ(Gaddachouki)
中国国境 コダリ(Kodari)

 

取得費用
15日 30US$
30日 50US$
90日 125US$

 

MEMO

10歳未満であれば、ビザの申請は必要ですが、費用は無料になっています。

 

必要書類

 ・パスポート原本(残存期間が日本出国時に 6 ヶ月以上あるもの)

 ・ビザ申請書(事前オンライン申請 or 空港到着ロビー)

 ・申請料金

 

事前オンライン申請サイト

Online Services

 

 

空港Arrivalビザの申請は、空港到着時にオンライン端末で申請する方法と事前に日本でオンラインで申請を済ませ、「申請受付証(バーコードのあるもの)」を印刷して提出する二つの方法があります。

 

事前にオンラインで申請しても、受付証を忘れた場合、記載内容に変更・間違いがあった場合は、再度空港で再申請となり、時間ロスになります。

 

ただ、入国時に停電、システム障害など、トラブルも多々あるので、極力日本国内で事前に申請しておくことをお薦めします。

 

注意

オンラインでの事前申請は入国の15日前から受付可(それ以前の申請は無効)

 

また、この事前オンラインシステムは、「申請書を予め送っておく」ためのものであって、実際のビザ発行はネパール到着後、イミグレーションの審査官の判断によって行われます。

 

オンライン事前申請時の注意点
  • 住所等でStreet№、PIN№、House№など、数字の入力の際は数字のみを入力するようにしましょう。(ハイフンを入れるとエラーになることがあります。)
  • 電話番号もハイフンは入れないようにしましょう。
  • StreetNameなど地名を入力する箇所も2単語の入力でエラーになることがあり、どちらか片方の単語を代表で入力するようにしましょう。
  • 「申請」をクリックしてもエラー表示がされることがあるのですが、何度かクリックを繰り返しましょう。

 

 

Arrivalビザで入国する場合の飛行機到着後から入国までの流れ
 

①事前オンライン申請をしてない場合は、トリブバン国際空港で飛行機降機後、空港内のビザ申請カウンターへ行きビザ申請用の端末で申請をし、申請済みのレシートを取得・提出をします。

②事前のオンライン申請をしている方、空港ビザ申請カウンターで申請済みレシートを取得した方は、銀行カウンターでビザ代金を支払い、領収書を受け取ります。

③領収書を受け取ったら、右手にある入国審査に行き、問題なければ入国可となります。

ビザ申請期間毎にカウンターが分かれているので、確認してから並ぶようにしましょう。

 

◆ATTENTION◆

到着便が重なり混雑すると、ビザ取得までに1時間以上待たされることもあり、入国に時間がかかる場合があります。

ビザの取得料金の支払いは現金のみとなっています。

 

ビザ延長について

観光ビザは、入国後、暦年(1月~12月までの間)のネパール滞在可能期間150日までであれば延長することが可能で、カトマンズとポカラの入国管理局で申請・取得ができるようになっています。

 

ビザが切れて滞在した場合は、罰金が科せられるので注意しましょう。

 

観光ビザタイプ 期間 料金
マルチ(複数回入国可) 15日 30US$
マルチ(複数回入国可) 30日 50US$
マルチ(複数回入国可) 90日 125US$
延長(ビザ期限内で手続き) 1日毎 3US$
延長(ビザ失効後の手続き) 1日毎 5US$
延長(マルチ機能の追加) 1回 25US$

 

 

最後に・・・

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2024年の年明け早々に、ネパール旅行を計画しています。

 

実は、コロナ以降海外へ行きたい願望がなくなり、このネパール旅行がコロナ以降4年ぶり?の海外なのですが、特に新しい刺激も求めず、だからといってネガティブな状態な訳でもなく、ただ今の日本だけでの生活に満足している自分もいたりしていたのです。

 

久々の海外ということで、初心者のように色々な情報収集をしているので、その収集した情報を投稿していく予定です。

 

現地に行った際に体験談を元に情報のアップデートもしたいと思います。