比較的日本人観光客が少ないオススメのヨーロッパ7選

◆ATTENTION◆

EUでは、テロの脅威、観光客の増加、継続する地域への移民流入への対応として、ヨーロッパ旅行情報認証システム(ETIAS:事前渡航認証システム)を開始する予定で、欧州旅行情報認証制度、またはETIASビザ免除は、2024年に日本からヨーロッパへ旅行するための旅行要件となります。

日本国籍保持者がヨーロッパを旅行する場合、ETIASビザ免除をオンラインで申請する必要があります。

公式サイト:ETIAS(エティアス)EU 申請ウェブサイト | ETIAS application site

 

ヨーロッパは、日本人の私たちにとって異国情緒あふれた魅力いっぱいの国がたくさんあります。

日本からの直行便も多数あり、フライト時間は長くなりますが、そんなに遠い場所ではありません。

また、シェンゲン協定内の移動が自由にできることもあり、一回の旅行で複数の国に訪れることも可能なので、少し長い休みがとれたなら、目的地を幾つかピックアップして訪れるのもお薦めです。

 

ヨーロッパの多くの国が、観光インフラは整っていて、興味深い様々な歴史や文化、その国ならではのグルメを存分に楽しむことができます。

 

この記事では、比較的日本人観光客の少ないお薦めのヨーロッパの場所をいくつか紹介したいと思います。

 

ぜひ今後の旅行の参考にしていただければ嬉しいです。

 

 

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比較的日本人観光客が少ないお薦めのヨーロッパ7選

海外に行ったときに、日本人観光客が多いと安心するタイプですか?
それとも、日本人観光客は少ない方が良いですか?

 

私個人の意見になりますが、日本人観光客が多いと確かに安心感はありますが、私は海外では日本人観光客に極力会いたくないタイプなんです。

日本人に会いたくないというと語弊がありますが、日本人にとってマイナーな場所に行きたいというか…

 

日本語を一切聞かない旅がしたいだけなんです。

 

そんな私のような、日本語を全く聞かない旅をしたい方向けにいくつかピックアップしてみました。

 

コペンハーゲン(København:Copenhagen):デンマーク

File:Nyhavn, Copenhagen.jpg

 

コペンハーゲンはデンマークのシェラン島(Sjælland:Zealand)北東部に位置しているデンマークの首都です。

 

デンマーク語で「商人の港」を意味するコペンハーゲンは、商業の要衝として発展した北欧最大の都市となりました。

街は16~17世紀の中世の建物が多く残り、新しい建物には周囲との調和が義務付けられていて、近代的な建築物とレンガ造りの歴史的な建物が調和された街並みは、「北欧のパリ」といわれています。

 

コペンハーゲンの中で特に人気のスポットである色鮮やかな木造家屋が立ち並ぶ港町「ニューハウン(Nyhavn)」は、世界を代表する童話作家「ハンス・クリスチャン・アンデルセン(Hans Christian Andersen)」が長年住んだ場所でもあります。

「人魚姫」「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」など、世界中の人々が幼少期に親しんだアンデルセンゆかりの地を堪能してみてください。

 

デンマーク王国:Kongeriget Danmark
 言語  デンマーク語
通貨 クローネ Krone(単数):クローナー Kroner(複数)
ビザ 日本国籍の方はデンマークへ90日以内の観光や商用などを目的に渡航する際は、ビザの取得が必要ありません。
現在はパスポートのみで渡航することが認められていますが、2024年には渡航認証制度“ETIAS(エティアス)”の導入が予定されています。

 

コペンハーゲン:アクセス

日本からデンマークへは、羽田空港コペンハーゲン国際空港までスカンジナビア航空の直行便があり、約11時間半ほどのフライトになっています。(2023年8月)

 

注意

毎日運航ではないので、運航スケジュール要確認です。

 

空港からコペンハーゲンの中心部までは約8㎞と近く、デンマーク国鉄でコペンハーゲン中央駅(Københavns Hovedbanegård:Copenhagen Central Station)まで所要15分で行くことができ、アクセス良好です。

 

コペンハーゲン:主な観光地

File:2018 - Nyhavn on sunset.jpg

 

 ◆ コペンハーゲン市庁舎:Københavns Rådhus

 ◆ チボリ公園:Tivoli

 ◆ 人魚姫の像:Den Lille Havfrue(世界三大がっかり名所)

 ◆ ニューハウン:Nyhavn

 

北欧の玄関口ともいわれているコペンハーゲンの見どころは、港町ニューハウンや世界三大がっかり名所と言われている人魚姫の像やチボリ公園、長さ1.1㎞にも及ぶ歩行者天国ストロイエ(Strøget)など、コペンハーゲン中央駅から約2㎞の範囲に観光スポットが集約されているので、徒歩でも充分に観光が楽しめます。

 

 

エディンバラ(Edinburgh):スコットランド

File:Arthurs seat edinburgh.jpg

 

独自の文化を育む古都エディンバラはイギリスを構成する国の一つであるスコットランドの首都でロンドンに次いで観光客が多い街です。

 

中世の街並みが残る旧市街と、ジョージ王朝時代の建物が並ぶ新市街の二つの顔を併せ持つ美しいこの街は、街全体が世界遺産にも登録されていて、年間を通してたくさんの観光客が訪れています。

 

エディンバラは、「シャーロック・ホームズ」の作者アーサー・コナン・ドイル(Arthur Conan Doyle)や、「ジキル博士とハイド氏(The Strange Case of Dr. Jekyll and Mr. Hyde)」の作者ロバート・ルイス・スティーヴンソン(Robert Louis Stevenson)など、世界を代表する文学者を輩出した街でもあります。

また、大ヒットシリーズ「ハリー・ポッター(Harry Potter)」の著者J・K・ローリング(J. K. Rowling)が執筆の際に利用していたカフェ「ザ・エレファント・ハウス(The Elephant House)」があることでも有名です。

 

スコットランド:Scotland
 言語  英語・スコットランド・ゲール語
通貨 UKポンド
ビザ イギリスでは6か月以内の観光を目的とする滞在であれば、ビザの取得を免除しています。
ただし、2024年より事前渡航認証制度“ETIAS(エティアス)”の導入が予定されているため、施行後はイギリス渡航の際にETIAS(エティアス)申請が必要となるケースがあります。

 

エディンバラ:アクセス

日本からエディンバラまでの直行便はなく、飛行機で乗り継いで行くことになります。

一番多いパターンがロンドンでの乗り継ぎで、その他ヨーロッパ各国や中東などを経由していくパターンとなります。

 

スコットランドは北海道程の広さで、エディンバラにはエディンバラ空港があり、イギリス国内やヨーロッパ各地を結ぶ路線のほか、鉄道も充実していてロンドンのキングス・クロス駅(King’s Cross)からインターシティに乗れば約4時間半でエディンバラに行く事ができます。

 

エディンバラ:主な観光地

File:Edinburgh Castle from the south east.JPG

 

 ◆ エディンバラ城:Edinburgh Castle

 ◆ ロイヤル・マイル:Royal Mile

 ◆ ネス湖:Loch Ness

 ◆ スコット・モニュメント:Scott Monument

 ◆ ホリールードパーク:Holyrood Park

 

街を歩くだけで歴史を感じることができるエディンバラは、中世の面影を残す旧市街とジョージアン様式の街並みの新市街が、1995年に「エディンバラの旧市街と新市街(Old and New Towns of Edinburgh)」として世界遺産に登録され、ロンドンに次いで観光客の多い街となっています。

 

 

エディンバラを象徴するエディンバラ城はキャッスル・ロック(Castle Rock)という岩山の上に立っていて、お城からエディンバラの街を見渡すことができるようになっています。

また、エディンバラ城からホリールードハウス宮殿(Palace of Holyroodhouse)を結んでいるロイヤル・マイルは、旧市街の中心を通り、歴史的建造物やショッピングスポット、パブなどが並び多くの観光客が訪れています。

 

 

ダブリン(Dublin):アイルランド

File:Samuel Beckett Bridge At Sunset Dublin Ireland (97037639).jpeg

 

アイルランドの首都であるダブリンは、リフィー川(River Liffey)の河口近くで栄え、多くの観光客で賑わうアイルランド最大の都市です。

 

英語名「ダブリン」は、当時の現地語で「黒いプール」という意味で、リフィー川の支流であるポドル川(River Poddle)にできた大きな水たまりが「ダブ・リン(黒い水)」と呼ばれたことに由来します。

 

市内の大通り周辺には、たくさんのパブやナイトクラブがあり、住人の約半分が25歳以下と推定されおり若く活気あふれる街で、戯曲家オスカー・フィンガル・オフラハティ・ウィルス・ワイルド(Oscar Fingal O'Flahertie Wills Wilde)や、ミュージカルの「マイ・フェア・レディ」の原作の著者としてお馴染みのジョージ・バーナード・ショー(George Bernard Shaw)など、多くの文豪を輩出している街です。

 

アイルランド:Ireland
 言語  アイルランド語・英語
通貨 ユーロ
ビザ アイルランドは日本国籍の方に対し、3か月未満の観光や商用を目的として渡航する際にパスポートのみで入国を認めています。
ただし、2024年に導入が予定されているETIAS(エティアス)施行後は、シェンゲン協定加盟国へ渡航する際に渡航認証の取得が必須となります。

 

ダブリン:アクセス

日本からダブリンまでの直行便はなく、飛行機で乗り継いで行くことになります。

一番多いパターンがロンドンでの乗り継ぎで、ロンドンから約1時間半のフライトでダブリンに到着となります。

 

ダブリン空港はダブリンの中心部からバスで30分程度のところにあり、空港バスや市内バスなど様々な路線がダブリン中心部と空港をつないでいるので、移動はとても便利です。

 

ダブリン:主な観光地

File:Dublin - The Temple Bar, Dublin - 20191126161201.jpg

 

 ◆ トリニティーカレッジ図書館:Leabharlann Choláiste na Tríonóide

 ◆ クライストチャーチ大聖堂:Christ Church Cathedral

 ◆ ダブリン城:Dublin Castle

 ◆ テンプルバーエリア:Barra an Teampaill

 ◆ ギネス・ストア・ハウス:Guinness Storehouse

 

ダブリンには何百年もの歴史を重ねた建物などがたくさんあり、観光名所として有名なのが「トリニティ・カレッジ」で、そこに保管されている8世紀に製作された聖書の手写本「ケルズの書(Leabhar Cheanannais)」を見るために世界中から観光客が訪れています。

 

街を流れるリフィー川の南側にあるテンプルバーエリアには、この地の特徴的なレストランやパブが並んでいて、アイルランドを代表するビール「ギネスビール」を飲んでみてはいかがでしょうか。

 

また、ダブリンから少し足を伸ばすと、アイルランド随一の観光地でもある「モハーの断崖(Aillte an Mhothair)」があり、ダブリンから日帰りツアーも出ているので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 

レイキャヴィーク(Reykjavík):アイスランド

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「氷と火の国」と言われているアイスランドの首都であるレイキャビクは、世界最北の首都であり、世界の首都の中で人口が最も少ない街の一つでもあります。

 

アイスランドは北欧圏に位置していて、冬には白夜になることで有名です。また、氷河で覆われている場所が多く、島を横切るようにある火山帯に沿った火口があるため地熱によって氷河がとけることから、天然温泉が至る所にあります。

 

レイキャビクはとてもコンパクトな街ですが、1917年に港湾が完成して以降急速に発展し、アイスランド総人口の約半分が集中しています。

数千年に及ぶ歴史を誇り、近代的な側面を持つこの街は、オーロラや氷河、火山など大自然を堪能することができる人気の観光地となっています。

 

アイスランド:Ísland
 言語  アイスランド語
通貨 アイスランド・クローナ
ビザ 日本国籍の方はアイスランドへ90日以内の観光や商用などを目的に渡航する際、ビザを取得せずに入国が認められます。
ただし、2024年より渡航認証制度“ETIAS(エティアス)”の導入が予定され、渡航前の申請が必須となります。

 

レイキャヴィーク:アクセス

日本からの直行便はないので、ヘルシンキやロンドンなどを経由していくようになります。

 

国際線はレイキャヴィーク市内から約50㎞ほど離れたレイキャヴィーク空港(Reykjavíkurflugvöllur)に発着となります。

アイスランドには電車がないため、唯一の公共交通機関はバスとなり、レイキャヴィークや周辺エリアへの移動は便利です。

 

レンタカーや自転車は市内で借りることが可能ですが、主要な観光スポットはほとんどが徒歩で移動可能な範囲にあります。

 

レイキャヴィーク:主な観光地

File:Reykjavík2.jpg

 

 ◆ ハットルグリムス教会:Hallgrímskirkja

 ◆ ゲイシール(間欠泉):Geysir

 ◆ グトルフォス(黄金の滝):Gullfoss

 ◆ ブルーラグーン:Blue Lagoon

 

 

地球上で最も神秘的な風景に囲まれた小さな街レイキャヴィークは、オーロララインの下にあることから街中でもオーロラ観測をすることができる素晴らしい場所です。

 

アイスランド旅行の拠点にもなる街で、ゴールデンサークルやサウス・コースト、火山ハイキング、オーロラ鑑賞など、オプショナルツアーのスタート地点にもなっています。

 

小さな湖チョルトニン湖(Tjörnin)の周辺にはレイキャヴィークの観光スポットが集まっていて、湖の近くにはレイキャヴィークの象徴ともいわれるハットルグリムス教会があり、そこからはレイキャヴィークの街全体を見渡すことができます。

 

また、チョルトニン湖を取り囲むようにあるカラフルな街並みがとても美しく、雪景色のなかに浮かぶカラフルな街並みはとても絵になる光景です。

 

 

ベルゲン(Bergen):ノルウェー

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北ヨーロッパにあるノルウェーの第二の都市にして最大の港湾都市「ベルゲン」はノルウェー西海岸に面したヴェストラン地方(Vestlandet)の都市で、かつてノルウェーの首都が置かれていた由緒ある街です。

 

北海に面した港町で、貿易の中心地として発展し、19世紀まで北欧最大の街として栄えました。

ベルゲンの象徴のような場所、ベルゲンの中心に位置するブリッゲン地区は、13~16世紀頃にはドイツ商人が交易の実権を握るようになり、ハンザ同盟に加盟、その後ドイツ人居留地となり、ハンザ同盟の4大拠点(ロンドン・ブリュージュ・ノヴゴロド)の一つとして繁栄したのです。

ブリッゲン地区の隙間なく立ち並ぶカラフルな木造倉庫群は、ハンザ商人が建てた商館で、港に近い建物から倉庫、事務所、住居と続き、とても可愛い見た目からは想像っもできないほど機能的に造られた建物になっています。

 

また、作家のルズヴィ・ホルベア(Ludvig Holberg)や作曲家のエドヴァルド・ハーゲルップ・グリーグ(Edvard Hagerup Grieg)など、ノルウェー文化の一時代を築いた人々を輩出した街でもあります。

 

ノルウェー王国:Kongeriket Norge
 言語  ノルウェー語 (ブークモール・ニーノシュク)・サーミ語
通貨 ノルウェー・クローネ
ビザ 日本国籍の方が90日以内の観光や商用を目的にノルウェーを訪れる際、ビザを取得せずに入国が認められます。
ただし、2024年より導入が予定されている渡航認証制度ETIAS(エティアス)施行後は、事前に渡航認証の申請が必須となります。

 

ベルゲン:アクセス

日本からの直行便はないので、デンマークのコペンハーゲンや、オランダのアムステルダムを経由して行くことになります。

首都オスロからは約50分のフライトとなっているため、オスロから向かうことも可能です。

 

ベルゲン:主な観光地

 

 ◆ ブリッゲン:Bryggen

 ◆ ベルゲン魚市場:Fisketorget i Bergen

 ◆ ファントフト・スターヴ教会:Fantoft Stavkirke

 

ノルウェー語で「山の牧場」という意味を持つベルゲンは、1070年にノルウェー王のオーラヴ3世(Olav Haraldsson)によってつくられた街で、ノルウェー5大フィヨルドのうち、ソグネ・フィヨルド(Sognefjorden)とハルダンゲルフィヨルド(Hardangerfjorden)の2つのフィヨルドの玄関口であるため、フィヨルド観光の玄関口で毎年夏には世界中から観光客が訪れています。

 

また、三角屋根のかわいらしい木造倉庫が並ぶ世界遺産のブリッゲン地区(Bryggen)は、映画「アナと雪の女王」の舞台にもなった場所で、今も中世の面影を見ることができる北欧の古き良き時代を感じさせる街です。

 

 

 

ストックホルム(Stockholm):スウェーデン

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北欧スウェーデンの首都、北欧最大の都市として近年人気の観光地であるストックホルム。

 

古くから北欧の首都を自認し、政治や経済、文化活動の中心となってきたストックホルムは、大小14もの島からなり市の中心部もリッダー湾(Riddarfjärden)や運河などが入り組んでいて、市の面積の約13%を水面が占めていて、湖に囲まれた景観から「北欧のヴェネツィア」と呼ばれるほどです。

 

毎年ノーベル賞の授与式が行われる場所で、北欧の中でもトップクラスの人気観光地です。

 

スウェーデン王国:Konungariket Sverige
 言語  スウェーデン語
通貨 スウェーデン・クローナ
ビザ スウェーデンでは日本国籍の方に対し、90日以内の観光や商用を目的として入国する際にビザの取得を免除しています。
ただし、2024年に導入が予定されている渡航認証制度ETIAS(エティアス)施行後は、事前に渡航認証の申請が必須となります。

 

ストックホルム:アクセス

日本からストックホルムまでの直行便はないので、日本からの直行便が運行しているデンマークのコペンハーゲンやフィンランドのヘルシンキなどで乗り継ぐ方法が一般的です。

 

MEMO

2020年以降東京とストックホルムを結ぶ直行便が就航予定でしたが、Covid-19の影響に伴い未だ就航の目途が立っていない状況です。

 

そのうち直行便が就航するかも!

 

ストックホルム・アーランダ空港(Stockholm-Arlanda Airport)は、ストックホルム市内中心部から約40㎞の場所にあり、空港から市内へのアクセス方法は、鉄道、タクシー、エアポートバスなどがあります。

 

ストックホルム:主な観光地

 

 ◆ ストックホルム市庁舎:Stockholms stadshus

 ◆ ストックホルム中央駅:Stockholms centralstation

 ◆ ガムラスタン:Gamla stan

 ◆ ノーベル賞博物館:Nobelmuseet

 ◆ スカンセン野外博物館:Skansen

 

ジブリ作品「魔女の宅急便」の舞台にもなったといわれている水の都、ストックホルム。

石畳の通りと黄土色の建物が特徴の旧市街「ガムラスタン(Gamla stan)」を中心に広がる観光地は、13世紀に造られた大聖堂や王宮、ノーベル賞の歴史を辿るノーベル博物館などがあり、そこはまるで絵葉書の中の世界にいるように感じる場所です。

 

島と島の移動には、フェリーや観光船があり、移動も便利です。

 

 

ルツェルン(Luzern):スイス

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スイスの中央部に位置する街で、ルツェルン湖の湖畔に位置し、周囲をピラトゥス山(Pilatus)とリギ山(Rigi)に囲まれ、中世の建造物が織りなす自然豊かで美しい街並みが訪れる人々を魅了する古都、ルツェルン。

 

街の起源について公式な記録はないのですが、7~8世紀頃にサン・レオデガー修道院が創設され、840年に”Luciaria”という名前が確認され、それが由来との説が有力で、1798年~1803年のフランス支配下のヘルヴェティア共和国(Helvetische Republik)時代には、首都が置かれていました。

 

ドイツの作曲家ヴィルヘルム・リヒャルト・ワーグナー(Wilhelm Richard Wagner)は、1866年から1872年までの6年間をルツェルンで暮らし、彼が住んでいた邸宅は現在リヒャルト・ワーグナー記念館(Richard Wagner Museum)となっています。

また、ワーグナーも創設に携わったルツェルン音楽祭は、世界的にも名高い国際音楽祭として毎年開催されています。

 

公用語はドイツ語で、駅やホテル、観光地などでは英語も通じます。

 

スイス連邦:Schweizerische Eidgenossenschaft
 言語  ドイツ語(スイスドイツ語)・フランス語・イタリア語・ロマンシュ語
通貨 スイス・フラン
ビザ 日本国籍の方がスイスへ訪れる場合、滞在期間に関わらずビザを取得せずに入国が認められています。
ただし、2024年に導入が予定されている渡航認証制度”ETIAS(エティアス)”施行後は、90日以内の観光や商用目的による渡航に際し事前渡航認証の取得が必要となります。

 

ルツェルン:アクセス

日本からルツェルンまでの直行便はないので、直行便のあるチューリッヒから入ることになります。

 

チューリッヒからは鉄道で約1時間の距離です。

 

ルツェルン:主な観光地

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 ◆ カペル橋:Kapellbrücke

 ◆ ルツェルン旧市街:Lucerne

 ◆ 瀕死のライオン像:Löwendenkmal

 ◆ ムーゼック城壁:Museggmauer

 ◆ シュプロイヤー橋:Spreuerbruecke

 

ルツェルンの駅前には、すぐルツェルン湖と旧市街の美しい街並みが広がっていて、ロイス川の両岸に発展していった町の面影は、至る所で見ることができます。

 

両岸をつなぐ1333年に造られたカペル橋、見事な壁画の建物や凝った彫像のついた水飲み場、14世紀に造られた870mの高さを誇る城壁など、保存状態の良い中世の建築がそのまま残っています。

 

ルツェルンには地下鉄なども走っていて移動にも便利ですが、基本的に主な観光地は徒歩で回ることができる、とてもコンパクトな街になっています。

 

 

最後に…

ヨーロッパの国々は、基本的に東ヨーロッパを除いて、物価は日本と同等若しくは高い国が多いです。

 

女性目線で選択したお薦めの場所なので、治安のいい安心して旅行を楽しめる場所になってしまったことで、かなり物価が高めの場所ばかりとなりました。

 

ヨーロッパは本当に見どころが多すぎて、お薦めの場所を上げるときりがありません。

 

私はヨーロッパに訪れる際は、短くても1ヶ月ほどは滞在するようにしていて、いろいろな場所を周遊する旅がほとんどです。

ただ、最後の方は疲れもあってか、全部が同じに見えてくることもあります(笑)

 

ヨーロッパの大自然の中で1ヶ月ほどのんびりするのもありかな…なんて最近では思うようになりました。

 

この記事が誰かの参考になれば嬉しいです♡