◆ATTENTION◆
2022年2月25日以降、新型コロナウイルス関連の入国規制は解除されており、アイスランド入国時の陰性証明書、ワクチン接種証明書の提示は不要、入国規制等も撤廃となっています。
星空の下で眠ったり、ベッドに寝転んでオーロラを観たり、まるで夢のような世界を体験できるホテルが存在することをご存じですか?
多くの旅人のバケットリストに入っているオーロラ鑑賞。
オーロラに出会うことができたら、外で凍えながら観ても寒さを忘れるくらい素晴らしいのですが、そんな光景をベッドから眺めることができるとしたら、一生忘れることのできない体験になること間違いなしです。
この記事では、そんな夢のような世界を体験できる、アイスランドにあるホテルを紹介したいと思います。
◆ATTENTION◆
EUでは、テロの脅威、観光客の増加、継続する地域への移民流入への対応として、ヨーロッパ旅行情報認証システム(ETIAS:事前渡航認証システム)を開始する予定で、欧州旅行情報認証制度、またはETIASビザ免除は、2023年11月に日本からヨーロッパへ旅行するための旅行要件となります。
日本国籍保持者がヨーロッパを旅行する場合、ETIASビザ免除をオンラインで申請する必要があります。
- オーロラに包まれる宿泊体験【アイスランド】
- 最後に…
オーロラに包まれる宿泊体験【アイスランド】
地球の息吹を感じる大自然と絶景の島、アイスランド。
国土の約11%が氷河に覆われた自然豊かな島国で活動している火山は地球の鼓動を肌で感じさせてくれます。
壮大な氷河、氷河から溶けた水でできた大迫力の滝、吹き上がる間欠泉、夏には終わることのない夜の太陽を観ることができる白夜、8月下旬~4月上旬頃にかけてはオーロラと、ダイナミックな自然の絶景の数々に出会うことができる場所です。
一度訪れたらアイスランドという国の偉大さに驚愕する事でしょう。
日本からの直行便はなく、コペンハーゲンやヘルシンキ、ロンドンなどヨーロッパの各都市を経由していくようになります。
オーロラに包まれる宿泊体験:バブル(ドーム型)ホテル「THE 5 MILLION STAR HOTEL」【アイスランド】
「THE 5 MILLION STAR HOTEL」は、首都レイキャビク(Reykjavík)から車で1時間半ほどの場所にあるアイスランド南西部のゴールデン・サークル(Gyllti hringurinn)内にあるのですが、予約をするまで宿泊する場所の詳細な住所は知らされません。
オンラインで予約完了後に、バブルホテルのGPS位置情報が知らされるようになっています。
ネット上に掲載されている住所は、「THE 5 MILLION STAR HOTEL」の受付オフィスの場所であり、宿泊客が泊まる場所は別途用意されています。
宿泊するバブルは、「ゴールデン・サークル」と「サウス・コート」の2ヵ所に分かれていて、合計9個のバブルがあります。
そして、アイスランドの遥か彼方から訪れる私たちのような外国人客にはとてもありがたいことに、THE 5 MILLION STAR HOTELが提供するツアー(選択制)と宿泊のセットでの予約となっています。
提供されるツアーは、「サウス・コースト・ウィーンターツアー(South Coast winter tour)」「ゴールデン・サークル・ウィーンターツアー(Golden Circle winter tour)」の二つから選べるようになっています。(下記詳細)
バブルの室内はとてもシンプルで、キングサイズベッド、ランプ、ヒーター、コンセントのみが備えられた空間になっています。
設備がシンプルなことも手伝って、自然と一体となる体験ができます。
なお、デカンタ、グラス、シャンパングラスなどがあるのですが、シャンパンやワインが置いてあるわけでもなく、スパークリングティを飲みたい方は施設で購入するようになっています。(kr2,499:約1,900円)
透明なドーム型のバブルは、お部屋に吹き込まれた暖かい空気の流入によってバブルの構造を維持しています。
なお、トイレ、シャワー、キッチンが完備されたサービスハウスが徒歩圏内にあり、シャワーとキッチンが2つずつ完備されていて、他の宿泊客の方との共用スペースとなっています。
バブル内でのWiFiはなく、この機会にSNSデトックスをしてみてはいかがでしょうか。
山奥なので、日本からレンタルWiFiを持ち込んでも電波は拾えないと思います。
ゴールデン・サークルには、サービスハウスにWiFiがあります。
また、完全スケルトンですので、プライバシーが気になる方も多いかと思いますが、バブルが全部で9つ(全て同じ仕様)あり、全てのバブルがほかのバブルからは隔離された状態で、プライバシーは完全に守られた状態になっています。
冬は幻想的な雪景色とオーロラ、夏は白夜の夜に太陽を観ることができます。
オーロラの観れるホテルということで、オーロラだけに意識がいきがちですが、夏には終わりのない真夜中の太陽を観ることができ、どの季節でも自然の神秘に出会うことができるホテルなのです。
「THE 5 MILLION STAR HOTEL」提供ツアー:サウス・コースト・ウィーンターツアー(South Coast winter tour)
ツアー(バブル宿泊込)料金:74,900 ISK(約68,500円~)/1人 |
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一人で宿泊の場合、一人料金「37,450 ISK(約34,500円)」が追加でかかります。
レイキャビクなどいくつかの場所からホテル間の送迎付きで、初日の目安のピックアップ時間はAM11:30~正午頃となっています。
空港からレイキャビクまでは「Flybus Airport Transfer」での移動がお薦めです。
予約時にピックアップ時間や場所の指定がありますが、目安のピックアップ時間がAM11:30~となっているので、それまでに間に合うフライトにするか、レイキャビクも素晴らしい場所なので前泊してもいいと思います。
◆ セリャラントスフォス (Seljalandsfoss)
◆ スコゥガフォス(Skógafoss)
◆ ブラック・サンド・ビーチ(Vík í Mýrdal)
送迎の途中で初日の夜と、翌日朝、レストランへの立ち寄りがありますが、食事代はツアー料金には含まれていません。
アイスランド南部にある国道1号線(Þjóðvegur 1:リングロード)に近く、滝壺の壁側がくりぬけたような形になっているため、一般的な滝とは異なり裏側からの景色を楽しめる滝であることから、アイスランドで最も有名な滝の一つであり、多くの観光客が訪れています。
滝の裏側からは青い空を背景に流れる滝、滝の背後に広がる緑の牧草地帯や海を見渡すことができます。
滝の両側にはライトが設置されていて、夜間にはライトアップされた滝を見ることもできるようになっています。
壮大で美しいこの滝は、アイスランドの観光地の中でも撮影場所として人気のスポットで、アメリカのリアリティ番組「アメージング・レース(The Amazing Race)」や、ジャスティン・ビーバーの「I'll Show You」のMVにも登場しています。
約45分の滞在時間になっています。
アイスランドで最も印象に残る滝の一つ、スコゥガフォスの滝は幅25m、落差60mの驚異的な滝で、アイスランド最大級の滝です。
スコゥガフォスの滝は、氷河に挟まれた山稜「フィムヴォルズハゥルス(Fimmvörðuháls)」に起源を発する「スコゥガアゥ川(Skógá)」には20もの小さな滝がありますが、その最下流にある滝です。
落差60mを超える滝の水量と迫力には圧倒されること間違いなしで、晴れた日には、青く澄み切った空を背景に、大迫力の滝と虹のコラボレーションを観ることができます。
約45分の滞在時間になっています。
大西洋に面するヴィーク・イ・ミールダル(Vík í Mýrdal)にある海岸線には奇岩・奇景が多く、海岸を歩いていると溶岩の造形物が次々に現れます。
この地帯はブラックサンド・ビーチといわれ、黒い玄武岩の砂で覆われた希少価値の高い砂浜です。
真っ黒な砂と石が特徴で、黄金色に輝くビーチとは対照的で、見事な柱状節理やレイニスドランガル(Reynisdrangar)と呼ばれる岩層など、荒涼とした雄大な光景に目を奪われます。
黒い砂浜やドラマチックな風景は、アイスランドで最も多湿な天候によって作られたものです。
大自然の悠久の歴史に思いを馳せてみましょう。
ビーチの波がとても激しい為、遊泳には危険が伴います。
約45分の滞在時間になっています。
「THE 5 MILLION STAR HOTEL」提供ツアー:ゴールデン・サークル・ウィーンターツアー(Golden Circle winter tour)
ツアー(バブル宿泊込)料金:74,900 ISK(約68,500円~)/1人 |
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一人で宿泊の場合、一人料金「37,450 ISK(約34,500円)」が追加でかかります。
レイキャビクなどいくつかの場所からホテル間の送迎付きで、初日の目安のピックアップ時間はAM11:30~正午頃となっています。
空港からレイキャビクまでは「Flybus Airport Transfer」での移動がお薦めです。
予約時にピックアップ時間や場所の指定がありますが、目安のピックアップ時間がAM11:30~となっているので、それまでに間に合うフライトにするか、レイキャビクも素晴らしい場所なので前泊してもいいと思います。
◆ シンクヴェトリル国立公園(Þingvellir)
◆ ゲイシール(Geysir)
◆ グトルフォスの滝(Gullfoss)
◆ シークレット・ラグーン(Secret Lagoon)
送迎の途中で初日の夜と、翌日朝、レストランへの立ち寄りがありますが、食事代はツアー料金には含まれていません。
シンクヴェトリル国立公園は、アイスランド本土で唯一ユネスコ世界遺産に登録されていて、ゲイシール(Geysir)の間欠泉、黄金の滝と言われる「グトルフォス(Gullfoss)」とともに、世界的にも有名でアイスランドを代表する観光ルート「ゴールデン・サークル」の一つになっています。
この一帯には活発な火山帯が広がっていて、世界で二ヵ所しかない「ギャウ(Gjá)」と呼ばれる大陸プレートの裂け目を目の当たりにすることができます。
ユーラシアプレートと北アメリカプレートの引っ張り合いによってできた地球の割れ目ギャウですが、アイスランドは毎年数㎝ずつ東西に確実に土地が広がっていると言われています。
この断崖は音をよく反響することから、西暦930年にノルウェーからの移住者によって世界最古の議会「アルシング」が開かれた歴史的な場所としても知られています。
そして世界最初の民主議会と評価され、シンクヴェトリル国立公園は文化遺産として世界遺産に登録され、この地にはアイスランドの国旗がはためいています。
約45分の滞在時間になっています。
ゲイシール間欠泉は、アイスランドの南西部にある間欠泉で、「間欠泉(かんけつせん、英:geyser)」とは、一定周期で水蒸気や熱湯を噴出する温泉のことを言い、地下水が地熱により温められ高温になり、底部が沸騰して水蒸気となって地表に噴出しているという説があります。
アイスランドには数多くの間欠泉がありますが、ゲイシール間欠泉はアイスランド最大の規模を誇っていて約60mほどの高さまで熱湯を噴出することもあります。
ゲイシール間欠泉は、17世紀頃からその存在が知られていますが、間欠泉を意味する英語「ガイザー(geyser)」の語源になった場所であり、世界を代表する間欠泉なのです。
この間欠泉は地殻変動などが影響して、1935年以降ほぼ活動をしなくなり、1990年頃には完全に活動をしなくなっていたのですが、2000年に起きた地震によって活動が再開され、現在では1日に平均3回程度の噴出が確認されているそうです。
ゲイシール間欠泉のすぐ隣にあるストロックル間欠泉(Strokkur)は活動が活発で、5~10分間隔で10~20mの高さまで噴出しています。
約45分の滞在時間になっています。
アイスランド南部、クビート川(Hvítá)の渓谷に位置するグトルフォスの滝は、アイスランド国内最大級のラングヨークトル氷河(Langjökull)を水源とする大幕府です。
2段になった岩肌をダイナミックに流れ落ちるグトルフォスの滝は、幅70m、落差30mにわたって流れ落ち、水飛沫が太陽の光を浴びて輝く姿から、アイスランド語で"gull"は「金」、"foss"は「滝」を意味する、「黄金の滝」とも呼ばれています。
滝の両側に聳え立つ壁の高さは約70mもあり、この峡谷は氷河の爆発によって形成されたと言われています。
あたり一面雪で覆われ、滝の一部は凍り、それでも勢いは衰えることなく流れ落ちる滝を眺めていると、自然の力強さ、スケールの大きさを感じることができます。
約45分の滞在時間になっています。
アイスランドで温泉といえばブルー・ラグーン(Bláa lónið)が有名ですが、「Gamla Laugin」として知られているシークレット・ラグーンは、1891年からあるアイスランドで最も古い天然温泉プールです。
温泉とはなっていますが、日本の温泉とは違い水着着用で入るようになっています。
シークレット・ラグーンの周りには小さな間欠泉がいくつかあり、遊歩道を歩いて見学ができるようになっています。
約60分の滞在時間になっています。
オーロラに包まれる宿泊体験:鑑賞準備
はるばる日本から訪れてオーロラが観れない…なんて悲しいことにならないように、オーロラを観るにあたって必要な情報をいくつか紹介したいと思います。
オーロラ鑑賞:ベストタイミング
オーロラのベストシーズンは「9月~4月」で、特に見えやすいのは「12月」と「1月」になります。
この時期の午後8時~午前2時頃の間が一番オーロラが出現しやすい時間帯となっています。
その1:お天気が良い日
その2:高い建物などがない場所
その3:街灯などの明かりがない場所
この3つの条件が揃えば、高確率でオーロラを観ることができます。
満月前後の日は避けて、月明かりのない新月を含むその前後がお薦めです。
オーロラ鑑賞:オーロラ予報サイト
オーロラ観測の条件として、暗くて部分的に澄んだ空が必要です。
上記サイトでは、アイスランドの雲量の予報が表示されます。
緑のエリアは曇り、白のエリアは晴天です。
地図上の〇で囲ったエリアが条件が揃ったエリアで、オーロラの観測が期待できる場所です。
右上の☐で囲った部分は、オーロラの光の強さ、下の☐で囲った部分で時間を合わせて予報を確認します。
オーロラ鑑賞:防寒対策
バブル内でオーロラを観る場合は、室内なので防寒対策は不要なのですが、冬のアイスランドは北欧の国々の中では暖かいと言われているのですが、日本とは比べ物にならないほどの寒さです。
そのため、観光中や宿泊の際にサービスハウスに移動したりするとき、外はかなり気温も下がっているので、日本でする防寒対策以上の対策をしていきましょう。
ユニクロの極暖重ね着ですね(笑)
オーロラ鑑賞:注意事項
オーロラの写真を撮りたい場合、オーロラはそもそも遠い場所にあるためフラッシュは全く意味のないものです。
また、写真に収めたいばあは、良いカメラを使用して撮影する必要があります。
iPhoneは全くと言っていいほど役に立ちません(笑)
オーロラを観に行く前に、カメラのセッティング練習を兼ねて、夜景や星空などの撮影をしておきましょう。
また、アイスランドの冬は、日照時間がとても短く、恐らく誰もが想像する以上に短い為、日照時間の確認を忘れないでください。
12月は日の出が「11:00前」、日の入りが「15:00過ぎ」となっています。
アイスランドでオーロラに包まれる宿泊体験:オーロラの観れるホテル
THE 5 MILLION STAR HOTELは部屋数も少なく、残念ながらタイミングが合わなかった方向けに、オーロラ鑑賞のできるホテルを紹介します。
レイキャビク市内中心部から、車で約50分ほどの場所にあり、ユネスコ世界遺産のシングヴェトリル国立公園から約18㎞、ヘインギットル火山(Hengill)に位置するホテルです。
美しいパノラマの景色を眺めることができるバーが併設されています。
ION Adventure Hotel |
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住所:Nesjavellir 801, アイスランド 公式サイト:https://ioniceland.is/ |
レイキャビクから、車で約1時間ほどの場所にあります。
周辺に建物もなく、オーロラ鑑賞には絶好の立地にあるホテルです。
Icelandair Hotel Hamar |
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住所:Hamarsvöllur 310, Borgarnes, アイスランド 公式サイト:https://www.icelandairhotels.com/is/hotelin/hamar |
アイスランドで人気スポットの一つ、世界最大の露天風呂「Blue Lagoon」の側にあるホテルです。
ブルー・ラグーンで露天風呂を楽しみつつ、オーロラを待ちませんか?
The Retreat at Blue Lagoon Iceland |
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住所:Norðurljósavegur, アイスランド 公式サイト:https://www.bluelagoon.com/accommodation/retreat-hotel |
最後に…
珍しい宿泊体験に、森の中で眠り、野生動物の生活を垣間見ることができる環境のホテルです。
オーロラがなかったとしても、一生忘れられない体験になりそうではないでしょうか。
なお、このホテルには、食べ物が一切ありません。
あるのはスパークリングティのみで、軽食などもありません。
行く前に必ずお気に入りのスナックなどを購入して持参することをお薦めします。
いつかみた「星空の下で眠る」という夢を実現しませんか♡