ヨーロッパの冬といえば!クリスマスマーケットですよね。
先日の東・北・南ヨーロッパに続いて残りは西ヨーロッパでオススメのクリスマスマーケット特集です。
西ヨーロッパは、元祖クリスマスマーケットのドイツ周辺ということで、お勧めが多すぎて一つの記事にできませんでしたので、PART1とPART2にわけてまとめています。
ドイツのクリスマスマーケットは私もベルリンとドレスデンの2都市に行ったことがあるのですが、やはりドイツは元祖の貫禄があるクリスマスマーケットばかりでした。恐らくオススメ記事を読まなくても、ドイツを代表する都市に行けば想像以上のクリスマスマーケットに行き当たると思います。
といいつつ、今回の記事ではドイツを掲載していないという何とも不思議な記事なのですが、ドイツ周辺の国はドイツに負けず劣らず盛大なクリスマスマーケットが開催されています。
早速この記事では、恐らく今年はお役に立たないであろう、西ヨーロッパのおすすめクリスマスマーケットをいくつか紹介したいと思います。
来年のクリスマスの計画にいかがでしょう( ´艸`)
西ヨーロッパでオススメのクリスマスマーケット11選【PART1】
⒈ ウィーン(オーストリア)オーストリア
⒉ ブリュッセル(ベルギー)
⒊ モンベリアール(フランス)
⒋ バーゼル(スイス)
⒌ メス(フランス)
上記5つのオススメのクリスマスマーケットのそれぞれの特徴をいくつかの項目で紹介していきます。
なお、公式サイトがあるものはリンクを貼付けておきますのでもし訪れる際に必要な詳細はそちらをご確認ください。
また、クリスマスマーケットと合わせて他の見所も少し加えていますので、ご参考にしていただけると嬉しいです。
⒈ ウィーン(オーストリア)オーストリア
オーストリアの首都で音楽の都。
芸術的にも文化的にも有名なウィーンは、モーツァルト、ベートーベン、フロイトなどかつての住民が大きく貢献している街。
✔メインのクリスマスマーケット
・市庁舎前広場(Wiener Weihnachtstraum)
✔開催期間
2020年11月18日~2020年12月26日
✔地図
✔特徴
ウィーンでは市内20ヵ所以上にも及ぶクリスマスマーケットがあります。
ウィーン最大の市庁舎前広場で開催されるクリスマスマーケットのほかに、シェーンブルン宮殿、ベルヴェデーレ宮殿、カールスプラッツ広場、シュテファン大聖堂前広場、マリア・テレジア広場、フロイウング広場、アム・ホーフ広場などで大小さまざまなクリスマスマーケットがあります。
クリスマス定番のクッキーや温かいポンチ酒など様々な料理を楽しむ事ができます。
また子供向けのワークショップなどもあり、家族連れで楽しむ事もできます。
市庁舎の周辺の木々はたくさんの装飾がされていて、間違いなく印象的なクリスマスシーズンを楽しむ事ができるでしょう。
公式サイト:https://www.austria.info/en/things-to-do/skiing-and-winter/christmas-markets/vienna
✔合わせて行きたい見所
・シェーンブルン宮殿(Palace and Gardens of Schönbrunn)
・国立歌劇場(Wiener Staatsoper)
・シュテファン大聖堂(Stephansdom)
1774年からあるウィーン最大の市場「ナッシュマルクト(Naschmarkt)」でランチを取って、ザッハートルテ本家の「カフェ・ザッハー(Café Sacher Wien)」でアフタヌーンティを楽しむのもオシャレなプランだと思います。
⒉ ブリュッセル(ベルギー)
可愛い街並みや素敵なショップが至る所にあり、徒歩でいける範囲に主要な見所の詰まった街。
チョコレートショップがたくさんあって、チョコ好きにはたまらない。
✔メインのクリスマスマーケット
・グラン=プラス(Grand-Place)
✔開催期間
2020年11月27日~2021年1月3日
✔地図
✔特徴
華やかなイルミネーションで有名なベルギーのクリスマス。
毎年250万人が訪れているというヨーロッパで最も人気のあるイベントの一つ、「ウィンター・ワンダーズ(クリスマス・マーケット及びライトアップ等関連行事)」 。定番のブリュッセル、ブルージュ、アントワープなどベルギー中のクリスマスマーケットにそれぞれの魅力を兼ね備えています。
グランプラスの壮大な音と光のイルミネーション、スケートリンク、様々な展示など素晴らしい時間を堪能できます。
公式サイト:https://www.brusselsmajorevents.be/en/winter-wonders/
✔合わせて行きたい見所
・ギャルリー・サンチュベール(Galeries St-Hubert)
・小便小僧(Manneken Pis)
・オードリー・ヘップバーン生家
時間が許すなら、ブルージュ、アントワープ、ゲントへの日帰り旅行も計画してみてください。
後悔はしないでしょう。
⒊ モンベリアール(フランス)
フランス東部のドイツ国境近くのブルゴーニュ=フランシュ=コンテ地域圏にあり、もともとはドイツとプロテスタントの宗派に属し、1793年にフランスとなった街。
少し行きづらい場所で、最寄の空港はスイスのバーゼルの空港となる。
✔メインのクリスマスマーケット
・サン=マルタン広場(Temple Saint-Martin)
✔開催期間
2020年11月23日~2020年12月24日
✔地図
✔特徴
フランスの3大クリスマスマーケットの一つ。アルザス地方にあるストラスブールとコルマール、そしてモンベリアール。
とても小さな街のクリスマスマーケットですが、フランスで最も美しいクリスマスマーケットとして有名です。
ヴュルテンベルクの伝統品など170の屋台で他に類を見ないクリスマスマーケットになっています。
フォアグラ、モンベリアールのソース、チーズ、ホットワイン、チョコレート、ビスケットなどのフード、シルクのスカーフ、陶器、木のおもちゃなど旅行者はフランス最高の美食を味わい、様々なフランスの魅力を見つけることができます。
公式サイト:http://www.lumieres-de-noel.fr/traduction/christmas-lights.html
✔合わせて行きたい見所
・ガロ・ロマン時代の遺跡(Gallo-romaine)
⒋ バーゼル(スイス)
ヨーロピアンが憧れる穴場観光都市で、スイスで3番目に大きな都市。
スイス、ドイツ、フランスの3つの国境にあたる国際的な街。
✔メインのクリスマスマーケット
・バルフュッサー広場(Barfüsserplatz)
✔開催期間
2020年11月26日~2020年12月23日
✔地図
✔特徴
スイスで最も美しく最大のクリスマスマーケットとして有名です。
保存状態の良い旧市街は、クリスマスマーケットだけでなく、多くの建物やファザードが輝いています。
バーゼルのクリスマスマーケットは、街の中心部にあり、クリスマスの装飾がされた旧市街の中心部にある、バルフュッサー広場とミュンスター広場(Münsterplatz)にあります。
ミュンスター広場には、有名な装飾家ヨハン・ワナー(Johann Wanner)の装飾が施された壮大なクリスマスツリーがあります。
160人以上の職人が、素朴な木造の屋台で商品を販売していたり、ワッフル、グリューワイン、本物のバーゼラー・レッカリー、本場のラクレット、人気のグリルソーセージなどの料理も豊富に揃っています。
伝統的なバーゼルウィッシュブックという、訪問客がお願い事を書き記す大きなノートが、市庁舎の中庭にあるので、あなたの願い事も書き記してみてはいかがでしょう。
公式サイト:https://www.basel.com/en/Christmas-in-Basel/Christmas-Market
✔合わせて行きたい見所
・バーゼル大聖堂(Basler Münster)
・3国の国境
・バーゼル動物園(Zoo Basel)
なぜスイスまで行って動物園なのか…それは行ってのお楽しみ♪
⒌ メッス(フランス)
パリからTGV(フランス国鉄)で約1時間半ほどの距離。TGVの予約については別記事で詳しく説明してますのでご参考にしていただけたらと思います。
ヨーロッパ最大級のステンドグラスを有する教会、フランス最古のオペラ座を有する。
ドイツとの国境にとても近い街。
TGV予約方法参考:ヨーロッパの高速鉄道を予約をしよう(SNCF)
✔メインのクリスマスマーケット
・メッス大聖堂(サン・テティエンヌ大聖堂:Cathédrale de Metz)
✔開催期間
2020年11月20日~2020年12月30日
✔地図
✔特徴
フランス人だけでなく、ドイツなどヨーロッパの人々も訪れています。
メッス大聖堂を始め、リパブリック広場(Place de la République de Metz)、サン・ルイ広場(Marché de Noël)など、街の6つのメイン広場で開催されています。
ゴシック建築の中でも最も美しいと言われているメッス大聖堂(サン・テティエンヌ大聖堂)前に、メッスのクリスマスマーケットのシンボル的存在の大観覧車があります。
観覧車の高さは60mもあり、街の見事なパノラマを観ることができます。
パリやストラスブールなどのクリスマスマーケットとの混み具合とは違い、人混みを避けて本場のクリスマスマーケットを堪能するには最高にオススメの場所です。
✔合わせて行きたい見所
・サン=テチエンヌ大聖堂
・サン・ルイ広場
・タンプル・ヌフ(Temple Neuf)
ドイツの統治下にあったという歴史をもつだけに、メッスの街中には重厚な建物が多く、街全体が落ち着いた雰囲気です。観光スポットとして人気の建築物は随所にドイツの影響が色濃く見られます。
最後に・・・
ヨーロッパの都市では、大小さまざまなクリスマスマーケットがあり、ここには取り上げてないクリスマスマーケットも多数あります。
本当に日本のクリスマスとは違って、本当にクリスマスの時期はヨーロピアンにとって特別な季節なんだな・・・ということを感じます。
また今回西ヨーロッパの一部を取り上げたのですが、西ヨーロッパは人気の観光都市も多いので、是非クリスマスマーケットとあわせて計画を立ててみてください。
移動も長距離バスや電車などあり得ないほど安く移動できるので、時間がある方はいくつかの国をまたいで色々な国を掻い摘んで旅行するのもオススメです。移動はFLiXBUSが綺麗で安くて楽チン!なのでオススメです。
来年の今頃はクリスマスマーケットの計画が立てれることを願って♡