◆ATTENTION◆
EUでは、テロの脅威、観光客の増加、継続する地域への移民流入への対応として、ヨーロッパ旅行情報認証システム(ETIAS:事前渡航認証システム)を開始する予定で、欧州旅行情報認証制度、またはETIASビザ免除は、2025年に日本からヨーロッパへ旅行するための旅行要件となります。
日本国籍保持者がヨーロッパを旅行する場合、ETIASビザ免除をオンラインで申請する必要があります。
ヨーロッパの冬といえば、クリスマスマーケットですよね!
海外旅行も制限なく自由に行けるようになり、2024年の冬は海外旅行を計画している方も多いのではないでしょうか。
そんな2024年のクリスマスシーズンを迎えようとしていますが、渡航先はお決まりでしょうか?
まだ迷われている方に、ぜひクリスマスシーズンのヨーロッパ旅行をお薦めしたいと思います。
私は毎年ヨーロッパのクリスマスマーケットを楽しみにしているのです。
この記事では、ヨーロッパのお薦めのクリスマスマーケットを紹介したいと思います。
- クリスマスマーケット:Christmas market
- 東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【ブダペスト(Budapest):ハンガリー】
- 東ヨーロッパ:お薦めのクリスマスマーケット【クラヨーヴァ(Craiova):ルーマニア】
- 東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【ポズナン(Poznań):ポーランド】
- 東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【サランダ(Sarandë):アルバニア】
- 東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【プラハ(Prague):チェコ】
- 東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【グダニスク(Gdańsk):ポーランド】
- 東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【トビリシ(Tbilisi):ジョージア】
- 東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【クルジュ=ナポカ(Cluj-Napoca):ルーマニア】
- 東ヨーロッパ:お薦めのクリスマスマーケット【ノヴィ・サド(Novi Sad):セルビア】
- 東ヨーロッパ:お薦めのクリスマスマーケット【ブラチスラバ(Bratislava):スロバキア】
- 最後に…
クリスマスマーケット:Christmas market
クリスマスマーケットは、ドイツやオーストリアが発祥とされていて、ヨーロッパ各都市の広場で毎年クリスマスシーズンに行われ、「Christkindlmarkt」としても知られている、アドベント(Advent:イエス・キリストの降誕を待ち望む期間)の4週間のお祝いに関連するストリートマーケットです。
Christkindlmarktの「クリストキント(Christkind)」は、主にドイツ南部、オーストリア、スイス、ハンガリーなどに伝わるクリスマスの天使のことで、サンタクロースと同じような役割をもつと言われています。
女性版サンタクロース♡
クリスマスマーケット発祥の説が、ドイツやオーストリアに分かれている理由は、「クリスマスマーケット」として開催されたのは、1434年にドイツのドレスデンで開催されたものが初めてとなっており、その前の1298年にオーストリアで「12月の市場」として開催されたマーケットが発祥という説もあるからです。
その後、ドイツ系の移民が各地へ広めたといわれています。
歴史上の起源論争はどこも色々ありますね。
ヨーロッパの大小あらゆる町の広場で開催されているクリスマスマーケットでは、伝統的な歌や踊りを伴って、多数の露天が出店されていて、クリスマスマーケット名物のホットワインやホットチョコレート、季節の商品(土産物)が販売されています。
東中央及び、南東ヨーロッパでは、ハプスブルク家(Habsburg-Monarchie)の君主制が終生して以降、クリスマスマーケットの伝統は急激に衰退しているそうです。
東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【ブダペスト(Budapest):ハンガリー】
その街の美しさから「ドナウの真珠」と称えられている、ハンガリーの首都ブダペスト。
街の中央を流れるドナウ川(Donau)を挟んで西岸にある美しい歴史的な街並みの「ブダ地区」と、東岸の商業地域である「ペスト地区」に分かれています。
ブダペストは中世の面影を残す街で、「ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り(Budapest, including the Banks of the Danube, the Buda Castle Quarter and Andrássy Avenue)」として世界遺産にも登録され、ヨーロッパを代表する観光都市になっています。
ブダペストは、観光インフラも整っていて、初心者にとっても旅行がしやすい場所になっています。
ブダペスト:お薦めのクリスマスマーケット
ブダペストでは、二つの主要なクリスマスマーケットがあり、街のあちこちで小さなクリスマスマーケットが開催されています。
ブダペストの中でももっとも古くからあり、最も観光客の多いクリスマスマーケットが「ヴェレシュマルティ広場(Vörösmarty tér)」で開催されているクリスマスマーケットです。
そして、「聖イシュトヴァーン大聖堂広場(Szent István tér)」でも、規模の大きなクリスマスマーケットが開催されています。
開催期間 | 2024年11月17日~2025年1月1日(予定) |
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2024年、「European Best Destinations」のオンライン投票でヨーロッパで最も美しいクリスマスマーケットに選ばれています。
◆ ヴェレシュマルティ広場(Vörösmarty tér)
◆ 聖イシュトヴァーン大聖堂広場(Szent István tér)
ブダペストでは、ヨーロッパで最も美しいと称えられているクリスマスマーケットが開催されています。
ブダペスト最大のクリスマスマーケットは、ヴェレシュマルティ広場で開催されているものですが、比較的新しい聖イシュトヴァーン大聖堂広場で開催されているクリスマスマーケットでは、ヨーロッパ最大の3Dショーが行われていて、とても煌びやかで印象的なクリスマスマーケットになっています。
ハンガリー伝統のスイーツ「キュルテーシュカラーチ(kürtőskalács:チムニーケーキ)」や、食欲をそそるハンバーガー、焼き栗や魚料理など、季節のハンガリー料理が楽しめます。
クリスマスツリーを囲むスケートリンクも設置され、大人も子供も楽しむことができます。
ブダペスト:お薦めの観光地
◆ 国会議事堂(Országház)
◆ セーチェーニ鎖橋(Széchenyi Lánchíd)
◆ 漁夫の砦&王宮の丘からの絶景(Halászbástya)
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「ドナウの真珠」「ドナウのバラ」「東欧のパリ」など、その美しさを称える異名をいくつも持っているブダペスト。
西岸のブダ地区はローマ時代の遺跡が残る街で、13世紀に王宮が建てられてからは中欧最大の都市として、東岸のペスト地区は商業都市として発展しました。
ブダペストの夜景は世界一と称され、日が落ちるにつれ、ブダ地区とペスト地区を初めて結んだくさり橋や、ブダペストのランドマークと言われる建物が次々とライトアップされ、まるで真珠のネックレスのように見えることから、「欧州の宝石箱」と呼ばれるようになりました。
比較的治安もよく、安心して観光ができる観光都市になっています。
東ヨーロッパ:お薦めのクリスマスマーケット【クラヨーヴァ(Craiova):ルーマニア】
クラヨーヴァは、中央オルテニア(Oltenia)または小ワラキア地方のジウ(Jiu)川東岸近くにあり、昔から政治的中心地であり、北のトランシルヴァニアアルプス山脈(Carpații Meridionali)と南のドナウ川(Donau)の中間点にあるルーマニアで5番目に大きな都市です。
クラヨーヴァ:お薦めのクリスマスマーケット
クラヨーヴァのクリスマスマーケットは、市庁舎に隣接する旧市街の広場で開催されており、毎年140万人の観光客が訪れています。
開催期間 | 2024年11月15日~2025年1月5日(確定) |
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2024年、「European Best Destinations」のオンライン投票でヨーロッパで最も美しいクリスマスマーケットTOP3に選ばれています。
◆ Piața Mihai Viteazul
クラヨーヴァのクリスマスマーケットは、東ヨーロッパで最も活気のあるマーケットの一つと言われています。
地元のミュージシャンが演奏するルーマニアの伝統的な民謡と、クリスマスマーケットならではのグリューワイン、グリルソーセージにクリスマス限定のお菓子など、地元の特産品をふんだんに使ったクリスマスマーケットになっています。
クラヨーヴァ市庁舎の向かいにあるミハイ・ビテアズ広場(Mihai Viteazul Square)では、アイスリンクや壮大なクリスマスツリーが設置されていて、素晴らしい光景となっています。
クラヨーヴァ:お薦めの観光地
◆ ニコラエ・ロマネスク公園(Parcul "Nicolae Romanescu")
◆ ミハイ・ビテアズ広場(Piața Mihai Viteazul)
◆ クラヨーヴァ美術館(Muzeul de Artă Craiova)
クラヨーヴァは、1790年の大地震、1795年のペスト、1802年のトルコの攻撃など、多くの悲劇的な歴史を乗り越え、この地域に貿易の中心として繁栄してきた街です。
東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【ポズナン(Poznań):ポーランド】
ポズナンは、ポーランド西部に位置する、ポーランド最古の都市で、中世ポーランド王国の最初の首都(1290~1296年)です。
首都ワルシャワとドイツのベルリンの間に位置していて、ポーランドの主要都市よりベルリンからの方が近く、ドイツ旅行と合わせて訪れることもできます。
ポズナン:お薦めのクリスマスマーケット
ポズナンでクリスマスマーケット(Betlejem Poznańskie)が始まったのは2000年とごくごく最近ですが、ポズナンがクリスマスマーケットを開催するようになってからは、ヨーロッパで最高のクリスマスマーケットランキングの上位に常にランクインするようになりました。
開催期間 | 2024年11月19日~12月23日(確定) |
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2024年、「European Best Destinations」のオンライン投票でヨーロッパで最も美しいクリスマスマーケットTOP10に選ばれています。
◆ 旧市場広場(Stary Rynek)
ポズナンのクリスマスマーケットは、アドベントの到来で始まり、毎年12月23日まで開催しています。
オールドマーケットスクエアに開設された大きなステージで、コンサートや芸術関連のイベントが開催されています。
クリスマスマーケットには、ポーランドの伝統的な料理や、ホットワインなど、クリスマスには欠かせない食事をはじめ、伝統工芸品や手作りの商品などが露店で数多く販売されています。
小さいですが観覧車も設置されていました。
また、国際氷像フェスティバル(Międzynarodowy Festiwal Rzeźby Lodowej)が開催されていて、プロの氷彫刻家が世界中から集まり、僅かな時間で氷のブロックから様々な形の彫刻が作られていくのを目の前で見ることができます。
私が訪れた年は、日本からの参加もありました。
ポズナン:お薦めの観光地
◆ 旧市場広場(Stary Rynek)
◆ ポズナン市庁舎(Ratusz w Poznaniu)
◆ ポーゼン城(Zamek Cesarski)
コンパクトな町の中に、歴史的建造物やアールヌーボー様式の建物、モニュメントなど、ヨーロッパならではの魅力的な街並みが広がっています。
私はベルリンからポズナンに訪れました。
東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【サランダ(Sarandë):アルバニア】
ヨーロッパの秘境と言われているアルバニア。
首都ティラナからバスで約6時間ほどの場所にターコイズブルーの美しい港町「サランダ」はあります。
ギリシャのコルフ島からフェリーで1時間半ほどで行くこともできます。
古くから栄えた港町で、美しいビーチや歴史的名所が豊富で、古代ローマ時代の遺跡であるブトリントは、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
クリスタルクリアな海と白い砂浜が特徴的なビーチ、素晴らしいカルチャー、おいしいローカルフード、活気あるナイトライフなどを求めて多くの観光客が押し寄せています。
また、地中海クルーズも寄港する場所で、アルバニア屈指の観光地になっています。
サランダ:お薦めのクリスマスマーケット
サランダでは、2023年に初めてクリスマスマーケットが開催されました。
年間の晴れの日が300日以上であるサランダの街はモダンで活気があり、ダイナミックという言葉がピッタリの場所です。
美しい自然と史跡が有名なサランダにあるアルバニアで最も絵になる市場の中心に、大きなクリスマスツリーが展示され、その周辺に20軒ほどのシャレーが並んでいます。
また、ステージなども用意されていて、クリスマスマーケットが開催されている間は、コンサートやDJ、パレードなど豊富なプログラムを楽しむことができます。
開催期間 | 2024年12月6日~2025年1月2日(予定) |
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2024年、「European Best Destinations」のオンライン投票でヨーロッパで最も美しいクリスマスマーケットTOP20に選ばれています。
サランダ:お薦めの観光スポット
◆ 古代都市ブトリント(Butrint)
◆ レクルス城(Kalaja e Lëkurësit)
◆ ブルーアイ(Syri i Kaltër)
東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【プラハ(Prague):チェコ】
チェコの中西部ヴァルタヴァ川(Vltava)の沿岸に広がる首都プラハ。
9世紀に街が建設され、ゴシック、ロマネスク、ルネサンス、バロック、アールヌーヴォーなど様々な建築様式の街並みが広がっています。
中世の時代には街のあちこちに塔が見えることから「百塔の街」と称され繁栄したプラハは、「プラハ歴史地区(Historic Centre of Prague)」として世界で唯一全市が世界遺産に登録されている貴重な街なのです。
また、プラハは「音楽の街」としても有名で、チェコ・フィルハーモニー管弦楽団の本拠地でもあります。
プラハ:お薦めのクリスマスマーケット
毎年旧市街広場で開催されるクリスマスマーケットは、チェコ最大のクリスマスマーケットであり、世界中から数十万人の観光客が訪れるクリスマスマーケットになっています。
開催期間 | 2024年11月30日~2025年1月6日(確定) |
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2024年、「European Best Destinations」のオンライン投票でヨーロッパで最も美しいクリスマスマーケットTOP20に選ばれています。
◆ 旧市街広場(Staroměstské náměstí)
旧市街広場に数多くの木製の屋台があり、典型的なクリスマス商品や、チェコの伝統的な吹きガラスのボール、ガラスの真珠や藁で作られた商品、手作りの刺繍製品などが販売されています。
クリスマスマーケットでは外せないホットワイン、チェコ特製のクリスマスビスケット、栗、ジンジャーブレッドビスケット、そしてチェコの典型的なグリルソーセージや串焼き料理を味わうことができます。
また旧市街広場には、高さ20mを超えるクリスマスツリーがあり、長い間世界で最も美しいクリスマスマーケットの一つとして評価されています。
旧市庁舎の塔から見下ろす旧市街広場は、歴史的な街並みの独特な雰囲気を味わうことができます。
インスタ映え間違いなしの場所です。
プラハ:お薦めの観光地
◆ カレル橋(Karlův most)
◆ プラハ城&火薬塔(Pražský hrad&Mihulka)
◆ プラハの天文時計(Staroměstský orloj)
プラハ観光では、高台にあるプラハ城(Pražský hrad)から始め、1402年に完成した歩行者専用であるカレル橋(Karlův most)を渡り、旧市街まで徒歩で観光が王道となっています。
昔ながらの石畳を歩き、歴史漂う街並み、あらゆる時代の建物が並ぶ「建物の博物館」が堪能できます。
小さな街ですが、何日か滞在してゆっくり堪能してほしいです。
東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【グダニスク(Gdańsk):ポーランド】
ポーランドの北に位置するグダニスクは、ヴィスワ川(Wisła)が海に注ぎ込むデルタ地帯の運河に面する港町です。
ハンザ同盟都市として様々な国との貿易の拠点として栄えたグダニスクの建物は、ポーランドをはじめ、ドイツやヨーロッパの建築様式が融合された造りになっていて、ポーランドの中でも他の地域と違った雰囲気になっています。
また、ドイツ人、ポーランド人、そして週数民族のカシューブ人などが共生していた時代があり、ポーランドの他の都市とは違ったコスモポリタンな空気が感じられます。
第二次世界大戦開戦の地の一つとして知られるグダニスクは、戦火によって街が壊滅状態となりましたか、現在ある中世の雰囲気を残した建物は、戦後市民の手によって修復されたものになります。
そして、ヨーロッパにおける社会主義時代の終焉に布石を敷いたポーランドの民主化運動は、このグダンスクから始まりました。
グダニスク:お薦めのクリスマスマーケット
グダニスクで最もお薦めのクリスマスマーケットは、グダニスクの旧市街にあります。
開催期間 | 2024年11月22日~12月23日(予定) |
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◆ タルク・ベングロビ広場(Targ Węglowy)
グダニスクの歴史的中心部、旧市街に位置するタルク・ベングロビ広場(Targ Węglowy)のクリスマスマーケットは、ホットワインにホットサイダーなどの飲み物に、ポーランド料理をはじめハンガリー、ギリシャ、スペイン、トルコなどの世界各国の料理が楽しめることでも有名です。
クリスマスマーケットでは欠かせないマグカップで飲むホットカクテルを試して、マグカップをお土産に持ち帰るのも素晴らしい思い出の一つになります。
また、多くの装飾品に、手作りのジュエリー、こどもの玩具など様々な露店が出店されています。
グダニスク:お薦めの観光地
◆ ドゥーギ広場(Długi Targ)
◆ グダニスク旧市街
◆ 第二次世界大戦博物館(Muzeum II Wojny Światowej)
ハンザ都市時代の海上交易で大いに繁栄した時代に造られたカラフルな建物が立ち並び、特産品の琥珀を売るお店が軒を連ねていて、中世の面影が残る街並みとして人気の観光地になっています。
東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【トビリシ(Tbilisi):ジョージア】
ヨーロッパ最後の秘境といわれるジョージアの首都、トビリシ(თბილისი)。
ジョージアは元々ソビエト連邦の構成国の一つでしたが、1991年に独立し、元々の国名「グルジア」からジョージアに変更されました。
ノマドワーカーにとって人気都市の一つです。
トビリシ:お薦めのクリスマスマーケット
トビリシのクリスマス期間中は、街中がお祭ムードで、カラフルにライトアップされた街並みが、訪れた観光客を陽気なムードにさせてくれます。
歩道の至るところに、無数のライトと豪華な装飾が施されたクリスマスツリーが並んでいます。
開催期間 | 2024年12月25日~2025年1月14日(予定) |
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◆ バラ革命広場(ვარდებისრევოლუციისმოედანი)
トビリシでは、町の隅々でクリスマスマーケットが開催されていて、地元の起業家や新興企業が出店して、ホットワインや屋台フード、クリスマスのお菓子などを提供しています。
また、手工芸品や、クリスマスマーケットならではのお土産なども充実しています。
ジョージア名物「チュルチヘラ(ჩურჩხელა)」の形をしたキャンディも有名です。
毎年恒例のクリスマスイベントは、バラ革命広場で行われ、劇場ショーにはじまり、ミュージックイベント、人形劇、野外シネマなど様々なイベントが盛りだくさんです。
また、豪華なクリスマスツリーや、カラフルなタイトで装飾された屋台など、あらゆる年齢層の方が楽しめるクリスマスマーケットになっています。
トビリシ:お薦めの観光地
◆ ナリカラ要塞(ნარიყალა)
◆ スヴェティツホヴェリ大聖堂(სვეტიცხოვლის საკათედრო ტაძარი)
◆ 温泉街(გოგირდის აბანოები)
旧市街にある東方正教会や、アールヌーボー調の建物、ソビエト連邦のモダニズムの建造物など、ペルシャやロシアの支配下に置かれていたジョージアの複雑な歴史を反映しています。
東ヨーロッパ:お薦めクリスマスマーケット【クルジュ=ナポカ(Cluj-Napoca):ルーマニア】
クルジュ=ナポカは、2000年以上の歴史を持つことから、「トランシルヴァニアの中心(Inima Transilvaniei)」「宝の都市(Oraşul Comoară)」などと呼ばれています。
古い建物、石畳の広場、狭い小さなとおりが、中世の魅力を存分に感じさせてくれる町です。
クルジュ=ナポカ:お薦めのクリスマスマーケット
クルジュ=ナポカでお薦めのクリスマスマーケットは、中央広場(Piața Unirii)に建てられた、トランシルヴァニアのゴシック建築の最も代表的なモニュメントであり、街の象徴でもある聖ミカエル教会(Biserica Sfântul Mihail)の前で開催されているクリスマスマーケットです。
開催期間 | 2024年11月18日~12月31日(予定) |
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◆ 聖ミカエル教会(Biserica Sfântul Mihail)
クルジュ=ナポカのクリスマスマーケットは、家族全員のお祝いを表現したクリスマスマーケットと言われています。
何となく、日本人には意味の分からない表現なんですが、雰囲気的には家族で訪れたいクリスマスマーケットです。
クリスマスマーケットの門をくぐると、壮大な聖ミカエル教会に守られた美しい光景が広がっていて、御伽噺のような世界が目の前に広がります。
マーチャーシュ1世(Matia Corvin:ハンガリーの王)の像の周りにスケートリンクが設けられていて、スケートを楽しむことができます。
クルジュ=ナポカ:お薦めの観光地
◆ ウニリイ広場(Piața Unirii)
◆ メトロポリタン大聖堂(Catedrala Mitropolitană)
◆ 城塞の丘(Cetățuia Park)
とても小さな街なので、全てを観光するのに一日もかかりません。
ぜひクリスマスマーケットと合わせて中世の街並みを堪能してください。
東ヨーロッパ:お薦めのクリスマスマーケット【ノヴィ・サド(Novi Sad):セルビア】
ヴォイヴォディナ自治州(Војводина)の州都として栄えるノヴィ・サド(Нови Сад)は、セルビアで2番目に大きな都市です。
1694年に設立されてから長い間、セルビア文化の中心であったことから、セルビアのアテネ(Српска Атина)と呼ばれているそうです。
ノヴィ・サド:お薦めのクリスマスマーケット
ノヴィ・サドで最も歴史のあるクリスマスマーケットは、街の主要な広場であるリバティスクエア(Трг слободе)で開催されています。
開催期間 | 2024年12月1日~2025年1月10日(予定) |
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◆ リバティスクエア(Трг слободе)
ヴォイヴォディナ自治州の州都であるノヴィ・サドのクリスマスマーケット(Winterfest)は、セルビア国内で最初に開催された最も歴史のあるクリスマスマーケットです。
ヴォイヴォディナ中の子どもと大人の合唱団が毎日演奏していて、ヴォイヴォディナ自治州には6つの公用語があり、10の異なる言語(セルビア語・ハンガリー語・スロバキア語・ルーシ語・クロアチア語・ラディン語・イディッシュ語・英語・ドイツ語・ロシア語)で歌われています。
ノヴィ・サド:お薦めの観光地
◆ ペトロヴァラディン要塞(Петроварадинска тврђава)
◆ フルシュカ・ゴーラ国立公園(Национални парк Фрушка гора)
◆ ドゥナフスカ通り(Дунавска улица)
ペトロヴァラディン要塞からは、市内中心部を見渡せる絶景の場所があるので、ノヴィ・サド旅行のハイライトに最適の場所になっています。
東ヨーロッパ:お薦めのクリスマスマーケット【ブラチスラバ(Bratislava):スロバキア】
1993年にチェコとの連邦制を解消して、一つの主権国家となったスロバキアの首都、ブラチスラバ。
町の中心には、旧市街が美しく保存されています。
ブラチスラバ:お薦めのクリスマスマーケット
ブラチスラバで最も有名なメイン広場で開催されるクリスマスマーケットが、ブラチスラバ最大のクリスマスマーケットです。
ブラチスラバのメイン広場に日本大使館があります。
開催期間 | 2024年11月29日~12月23日(予定) |
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◆ メイン広場(Hlavnénámestie)
市内中心部にあるメイン広場で開催されるクリスマスマーケット。
スロバキアのお菓子?料理?「ロクシェ(Lokša)」は、ジャガイモで作られたクレープで、スロバキアでは人気のスイーツでクリスマスマーケットでは定番になっているそうです。
また、「プンチュ(Punč)」という、ワインに果汁、砂糖、果実、ラム酒とスパイスを加えて温めたホットワインが定番ですので、ぜひ試してみてください。
ブラチスラバ:お薦めの観光地
◆ ブラチスラバ城(Bratislavský hrad)
◆ チュミル像(Čumil)
◆ ミハエル門(Michalská brána)
とてもコンパクトな町で、一日で充分に堪能できる町で、オーストリアのウィーンから60kmほどしか離れていないので、日帰りでも行けます。
私はハンガリーのブダペストから行きました。
クリスマスマーケットは夜がお薦めなので、一泊してもいいかもしれません。
最後に…
ヨーロッパの都市では、大小さまざまなクリスマスマーケットがあり、ここには取り上げていないクリスマスマーケットも多数あります。
日本のクリスマスとは違って、本当にクリスマスの時期はヨーロピアンにとって特別な季節なんだな…ということを感じます。
また、今回は東ヨーロッパを取り上げたのですが、東ヨーロッパは比較的物価も安く、移動も長距離バスや電車など、ありえないほど安く移動できるので、時間がある方はいくつかの国をまたいで、クリスマスマーケットツアーを楽しむのもおススメです。
また、それぞれのクリスマスマーケットでマグカップに入ったホットワインを売っているのですが、かわいいマグカップにつられて多くのクリスマスマーケットでホットワンを飲むと、日本に持って帰るとき大変ですのでお気を付けください(笑)
カワイイからつい買っちゃうんですよね♡